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高知被告初公判で元妻・高島に謝罪 10代から大麻使用も判明

東スポWeb 8月31日(水)19時31分配信

 横浜市内のホテルで覚醒剤を使用、所持したとして、覚醒剤取締法違反(所持、使用)などの罪に問われた女優高島礼子(52)の元夫で、元俳優高知東生被告(本名・大崎丈二=51)と元ホステス五十川敦子被告(34)の初公判が31日、東京地裁(室橋雅仁裁判官)で開かれ、両被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察はそれぞれ懲役2年を求刑し、結審した。

 サイドを刈り上げ、先月保釈された時よりも短髪になった高知被告は、黒いスーツに白いシャツ、黒地に水玉模様のネクタイ姿で入廷。その後、バッチリとメークを決めた五十川被告が入廷した。五十川被告は一瞬、高知被告に目線を向けたが、高知被告は真っすぐ前を向いて、視線を合わせることはなかった。

 両被告は6月、横浜市内のホテルで寝ていたところを関東信越厚生局麻薬取締部、通称“マトリ”に踏み込まれ、覚醒剤と大麻の所持で現行犯逮捕された。使用容疑でも再逮捕され、それぞれ起訴されている。2人揃って宣誓台の前に立つと、高知被告、五十川被告の順番で起訴内容について「間違いありません」と認めた。

 検察側の冒頭陳述によると、2人は2006年に知人のパーティーで知り合い、遅くとも10年から2人で覚醒剤を使用するようになったという。“シャブ交際”の開始時期や五十川被告の“クスリ歴”については多少供述に食い違いがあるものの、高知被告の誘いに五十川被告が応じたことで2人の危険な関係がスタートした。

 当初は高知被告がクスリを入手していたが、2年ほど前にルートが途絶えたため、五十川被告がインターネットで知り合った密売人から入手するようになり、代金は高知被告が支払った。

 また、事件にはなっていないが、高知被告が上京したての10代後半に大麻を、20歳ごろにディスコで覚醒剤をそれぞれ“初体験”していたことも公判で明らかになった。

 高知被告は上京後、働いていたアパレル店の元上司で、母親代わりという女性の上申書が読み上げられると涙を流し、目を真っ赤にして被告人質問に臨んだ。元妻の高島や関係者への気持ちを聞かれると「うまく言葉が見つからないのですが、本当に申し訳ないという言葉しか今出てきません」と神妙に話した。もっとも、五十川被告とシャブ交際中には“最悪の事態”を迎えるとは考えていなかったようで、「むしろ(クスリと不倫が)別れた女房にバレないか、そっちの方(隠蔽工作)を真剣にやっていました」と語った。

 高知被告は覚醒剤に手を出した動機を「正直、好奇心です。悪いとは思っていたのですけど、刺激を求めるのが勝ってしまいました」と証言。今後、薬物を断ち切れるのかについては「正直、不安です」としながら、現在は病院に通い依存症の治療をしていることを明かした。そして五十川被告とはもう会わないことを宣言し、同被告も「(高知被告と)もうお別れしようと思います」とそれぞれ別離を表明した。

 最後に高知被告は「本当に自分がしたことがどれだけ多く迷惑をかけ、別れた女房にどれだけ迷惑をかけ、また五十川さんの人生をどれだけ狂わせてしまったか、心から申し訳ないと思います」と謝罪した。

 現在は知人が経営する会社の寮の一室に身を寄せている高知被告。判決は9月15日に言い渡される。

最終更新:8月31日(水)19時31分

東スポWeb