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ロッテ創業者は「処理能力不十分」 後見認める=韓国家裁

聯合ニュース 8月31日(水)16時27分配信

【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル家庭裁判所は31日、ロッテグループ創業者の辛格浩(シン・ギョクホ、日本名:重光武雄)氏(93)に対し、「限定後見」を開始するとの決定を下した。辛氏の妹、シン・ジョンスク氏は昨年12月、辛氏の判断能力に問題があるとして、意思決定を代行する「成年後見人」を指定するよう申請していた。

 家裁は辛氏について、「疾病や老齢など精神的な制約により、事務処理能力が不十分な状態であることを認め、限定後見を開始する」とした。

 限定後見人は社団法人「ソン」を選定した。ソウル家裁は「辛氏の子息の間で会社の経営権などをめぐり激しい対立が続いている」として、「どちらかに後見の業務を託す場合、業務をめぐる紛争が続く可能性が高い」と説明した。

 韓国で2013年に導入された成年後見人制は病気・障害・老齢などにより、判断能力などが十分でない人に対し、意思を代わりに決める適切な後見人を裁判所が指定する制度。後見対象の精神、健康状態によって成年後見、限定後見、特定後見、任意後見などに分けられる。成年後見は精神的な制約により、事務処理能力が持続的に欠如すると判断される場合、限定後見は事務処理能力が不十分な場合に指定される。

最終更新:8月31日(水)17時42分

聯合ニュース