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【阪神】藤浪、自己ワースト1イニング7失点 4年連続10勝は絶望的

スポーツ報知 8月31日(水)6時8分配信

◆中日9―3阪神(30日・ナゴヤドーム)

 2回のマウンドにもう、藤浪の姿はなかった。初回に満塁本塁打を浴びるなどプロ入り最短の1回KO。1イニングでは自己ワーストの7失点(自責5)を喫し、4年目で初めて2ケタの10敗目を喫した。「野手、リリーフの方に迷惑をかけてしまった」と右腕がうなだれた。

 1番・大島の詰まった当たりの遊撃内野安打に始まり、四球、捕逸で無死二、三塁のピンチ。ここで森野の一、二塁間への打球を二塁の大和が好捕したが、藤浪は一塁カバーへ入らず、アウトを取れないまま(内野安打)、先制を許した。さらに1死満塁から杉山に浴びた満塁弾でゲームは決まった。藤浪は7月8日の広島戦(甲子園)でも序盤に崩れ、8回161球8失点の“懲罰続投”を強いられていたが、さすがの金本監督も「よーいドン」での7失点には交代を告げざるを得なかった。

 2回の攻撃中、ベンチでは鬼の形相(ぎょうそう)となった福留から「投げること以外でもやるべきことをしっかりしろ!」と説教された。昨年は14勝を挙げ るなど、1年目から3年連続で2ケタ勝利をマーク。ここまで順風満帆に進んできたが、4年目に大きな壁にぶち当たっている。指揮官も「何とかしようというのは伝わってくるけど、それじゃダメな立場。順調に来すぎたところもある」と厳しかった。

 現在6勝で残り20試合。高卒1年目から4年連続の2ケタ勝利は絶望的となった。逆転CSへのキーマンどころか、最下位の中日に敗れ、4連敗を招いたエース。広島の結果次第では、31日にも優勝の可能性が完全消滅する。(橋本 健吾)

最終更新:9月1日(木)2時23分

スポーツ報知