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【WBAダブル世界戦】Sフライ級王者・河野公平 完敗で4度目の防衛に失敗

東スポWeb 8月31日(水)20時37分配信

 WBAのダブル世界戦が31日、東京・大田区総合体育館で行われ、スーパーフライ級王者・河野公平(35=ワタナベ)は同級1位ルイス・コンセプシオン(30=パナマ)に0―3の判定負けを喫し、4度目の防衛に失敗した。

 フルラウンドの死闘が終わって採点が出るまでの間、コンセプシオンは三方のコーナーからバック宙を披露した。そして最大4点差がついた採点が読み上げられ「ニュー・チャンピオン」とコールされると、さらに2度宙返りして、自らの勝利を祝福した。

 試合開始から、リングの中央を“占拠”したのはコンセプシオン。河野は足を使うものの、立ち上がりは挑戦者が主導権を握っているようにも見えた。

 7Rには河野が左まぶたをカット。これはコンセプシオンの有効なヒッティングによるものだった。

 さらに8R開始直後には左をアゴに被弾した河野の腰が落ちかける。挑戦者が完全に主導権を握ったかに見えたが、これが壮絶な打ち合いの始まりだった。

 11Rにはコンセプシオンが偶然のバッティングで左目から出血。汗と鮮血が飛び交う殴り合いに、場内は歓声と悲鳴が入り混じる。お互いに有効打を打ち合うものの、ダウンを奪うまでのダメージは与えることができない。

 最終Rが始まると、コンセプシオンのローブローがあり、レフェリーは一時的に試合を中断。インターバル後に再開すると、河野の左とコンセプシオンの右が相打ちになる場面もあったが、これも決定打とはならなかった。

 採点が読み上げられるまでは、もったいぶったかのような“間”があったが、フタを開けてみれば4点差が2人と2点差が1人でコンセプシオンが完勝。河野は2014年に返り咲いた王座を手放した。

最終更新:8月31日(水)22時45分

東スポWeb