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GTX 1060搭載でコスパ抜群!! 持ち運べるゲーミングデスクトップ「LITTLEGEAR」の魅力がすごいよ

ITmedia PC USER 8月31日(水)16時24分配信

 マウスコンピューターの「LITTLEGEAR i310」シリーズは、持ち運びも想定したコンパクトなケースに、 超ハイエンドグラフィックスも搭載できるゲーミングPCだ。この度、BTOにPascal世代の最新GPUが加わり、さらにその魅力を増している。ゲームを限界まで楽しみたい人や、昨今盛り上がりを見せているVR(バーチャルリアリティ)への先行投資としてマシンの買い換えを検討している人にぴったりの製品といえる。

【ゲーマー心をくすぐるデザイン】

 一般的にケースサイズと拡張性はトレードオフの関係にあるうえ、排熱設計の関係から消費電力の高い(発熱する)ハイエンドなコンポーネントを搭載するのが難しく、コンパクトモデルは性能面で“最高”を目指しづらいという側面がある。また、ケースを小さくすればするほどコストがかかり、価格面でも不利になりやすい。

 しかし、LITTLEGEAR i310シリーズは、コンパクトな本体と上部に備え付けられたハンドルによって、“持ち運べるデスクトップ”というユニークなコンセプトを打ち出しつつ、CPUはSkylake世代のCore i7-6700(3.4GHz/最大4GHz)、GPUはPascal世代のGeForce GTX 1080と、最新かつ最高峰のシステムを搭載することができるうえ、Core i5とGTX 750を搭載する最小構成なら7万9800円(税別)という手が届きやすい価格を実現している。

 もともとこのマシンは、VR開発者の「ハイスペックなシステムを持ち運びたい」というニーズを満たすために企画・開発されたものだが、黒を基調とするマットな質感の外装や、フロントマスクに埋め込まれた赤いLEDのラインなど、ゲーマー心をくすぐるデザインを取り入れることで幅広い層に支持されている(ちなみにPC USERではこうしたコンセプトを高く評価し、2015年PC USERアワードのゲーミングPC部門でLITTLEGEAR i310をベストチョイスに選出した)。

 今回、LITTLEGEAR i310シリーズのうち、性能と価格のバランスに優れるGeForce GTX 1060を搭載したシルバーモデル(LITTLEGEAR i310SA4)を入手したので、その性能を見ていこう。なお、LITTLEGEAR i310登場時の徹底レビューや開発者インタビューはすでに掲載しているので、さらに深く製品を知りたい方はそちらも参照してほしい。

●高コスパでゲームもぬるぬるな「LITTLEGEAR i310SA4」

 評価機(LITTLEGEAR i310SA4)の主なスペックは、CPUがCore i7-6700(3.4GHz/最大4GHz)、メモリが16GB(PC3-12800 8GB×2)、ストレージが240GB SSD、グラフィックスがGeForce GTX 1060(6GB)、OSが64bit版Window 10という構成だ。価格は12万4800円(税別)と手が届きやすく、コンパクトかつ高性能なゲーミングPCが欲しい人にとってはかなり魅力的な選択肢だろう。また、予算に余裕があるなら、NVMe対応の高速M.2 SSDに変更したり、光学ドライブを搭載することもできる(ただし、上記のSSDは256GBでも+2万7900円と高価だ)。

 まず、システム処理性能の目安になるCINEBENCH R15の結果は、CPUが807cbと高い結果となった。ちなみにCore i7-6700K(4GHz/最大4.2GHz)を搭載する上位モデルは877cbでその差は10%以下。CPU処理性能を突き詰めたいならBTOオプションで6700K(+9800円)に変更することもできるが、そのままでものマルチスレッド処理に対応した動画編集などは快適にこなせるだろう。

 実際のアプリケーション作業をシミュレートしてシステム全体の性能を測るPCMark8は、Homeが4368、Creativeが7241、Workが4640という結果。もともと高性能なゲーミングPCなので当然と言えば当然だが、Webブラウジングや生産性アプリによる作業など、一般的な用途に使うメインマシンとして十分な性能を備えているのが分かる。

 一方、3Dグラフィックス性能を測る3DMarkは、FireStrikeで1万の大台を超え、さらに負荷の高いFire Strike Extremeでも5968と、ゲーミングPCとして十分なスコアをマークした。最新ゲームタイトルも高品質設定で快適に遊べるはずだ。ただ、高いフレームレートを要求するFPSの4Kプレイはやや荷が重いかもしれない。4K解像度のテストであるFire Strike Ultraは2941という結果だった。

 実際のゲームタイトルを扱ったベンチマークでは「FINAL FANTASY XIV:蒼天のイシュガルドベンチマーク」を試した。結果を見れば分かるように、フルHD(1920×1080)/最高品質/DirectX 11の設定で12403と非常に高いスコアをマーク。この程度の負荷のゲームタイトルなら最高水準で遊び尽くせるだろう。なお、4K(3840×2160)の最高品質でも3758で「快適」の指標だった。

 LITTLEGEAR i310シルバーモデル(i310SA4)は、製品ラインアップでみればミドルレンジに位置し、上にはGeForce GTX 1080/GTX 1070を搭載するプラチナモデルやゴールドモデルが存在する。しかしその性能は、フルHD環境下でのゲームプレイであれば十分すぎるほどで、Pascal世代のGeForce GTX 1060が前世代の上位GPUに迫る実力を備えていることに驚かされる。高いグラフィックス性能を持ちながら消費電力が抑えられている点も、LITTLEGEAR i310のように排熱面で不利なコンパクトモデルにとってはうまく“ハマって”いる。

 LITTLEGEAR i310SA4は、送料/税込みだと13万8024円になるが、それでも15万円を大きく切っており、幅広い人が購入を検討できる現実的な価格といえる。最新ゲームを快適に遊べるコンパクトPCを探しているなら、GeForce GTX 1060の搭載でコスパに磨きがかかったLITTLEGEARシリーズが有力候補になるだろう。

最終更新:8月31日(水)16時24分

ITmedia PC USER