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吉田沙保里が九重部屋を訪問、焼香し元横綱・千代の富士に銀メダルを報告

スポーツ報知 8月31日(水)13時52分配信

 リオデジャネイロ五輪レスリング女子53キロ級銀メダルの吉田沙保里(33)=YSW=が31日、都内の九重部屋を訪れ、7月31日に亡くなった元横綱・千代の富士の先代九重親方(享年61)に焼香を行い、銀メダル獲得を報告した。

【写真】レスリング女子53キロ級決勝で敗れ、泣き崩れる吉田

 千代の富士さんが亡くなったときは、吉田はブラジルへ向かう前だったが、「金メダルをとって報告に来る」という決意のもと葬儀の参列は自粛。結果的に銀メダルとなったが、「申し訳ありませんでしたということを報告しました。何とかメダルはもってきたので許して下さい」と“謝罪”。「親方は厳しい方なので『なんで金メダルじゃなかったんだ』と言うと思うのですが、最後は優しい言葉で『よく頑張った』って言ってくれると思う」と昭和の大横綱の懐の深さをしのんだ。

 他を寄せ付けない強さ、国民栄誉賞を受賞するなど共通点が多く、生前から親交が深かった。14年3月に61歳で急死した吉田の父・栄勝さんも相撲ファンで、「天国で父と会っていると思います」。帰国後の多忙の合間をぬっての来訪となったが偶然にも千代の富士さんの月命日。「このタイミングでこれて良かった」と神妙な様子で語った。

最終更新:8月31日(水)16時27分

スポーツ報知