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【WBAダブル世界戦】Lフライ級王者・田口が宮崎を一蹴しV4「最初から自分のペース」

東スポWeb 8月31日(水)21時50分配信

 WBAのダブル世界戦(31日、東京・大田区総合体育館)でライトフライ級王者・田口良一(29=ワタナベ)は同級1位・宮崎亮(28=井岡)を3―0の判定で下し、4度目の防衛に成功した。

 いつもはおとなしい田口が、最後は鬼の形相になってパンチを繰り出した。最後までダウンを奪うこともできず、仕留め切れなかったが、最大10点差をつける完勝で「浪速の番長」を一蹴した。

 序盤から軽快なフットワークを見せる田口に対して、宮崎は両カカトをマットに着けて動くシーンが多い。“受け身”のようにも見え、3Rからは左のガードを下げて、ボディーへの被弾を嫌がっているような雰囲気だった。

 田口が「最初から自分のペースになって、このままいけばいいなと思った」と話したように、主導権は完全に王者のもの。宮崎は中盤からはしきりに足を振り、終盤になると田口を抱え込むシーンも目立ち、減量苦の影響をうかがわせる。

 終始、手数で圧倒した田口が4試合連続となるKO防衛の可能性も予感させる内容。宮崎は9Rに王者の有効打で右目をカットしたこともあり、さらに被弾が増えたが、何とか最後までリングに立ち続けた。しかし採点は「119―109」「117―111」「116―112」で、王者が完勝した。

 前回4月の興行でWBA世界スーパーフェザー級スーパー王者だった内山高志(36=ワタナベ)がKO負けで王座陥落したことでメーンに抜てきされ、さらにセミでは河野が王座陥落とかつてないプレッシャーの中で迎えた一戦。連続KOこそ逃したものの、ジムから王座がなくなる最悪の事態は回避した。

最終更新:8月31日(水)22時45分

東スポWeb