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【全米テニス】2年ぶり初戦突破の錦織「心身ともに雑念がない」…

スポーツ報知 9月1日(木)6時5分配信

◆テニス 全米オープン第2日 錦織圭3―1ベンヤミン・ベッカー(30日、米ニューヨーク・ナショナル・テニスセンター)

 【ニューヨーク30日=大和田佳世】男女シングルス1回戦が行われ、男子で世界ランク7位の錦織圭(26)=日清食品=は6―1、6―1、3―6、6―3で同96位のベンヤミン・ベッカー(35)=ドイツ=を下した。昨年大会で1回戦敗退した悪夢を払拭。2014年大会の準優勝を例に挙げ「心身ともに雑念がない。2週間後、その位置に戻っていたい」と上位進出を誓った。

 錦織が2年ぶりに全米で力強い姿を見せた。「いいテニスができた。1回戦にしては良かった」。最後は約190キロのサービスエースで、2時間10分での初戦突破を決めた。

 試合前、場内アナウンスで「14年準優勝、そして今夏のリオ五輪銅メダリスト」と紹介された。約8000人収容で3番目に大きい新設コートは拍手に包まれた。周囲の高い期待をよそに「自分に期待はしていない。勝ち負けは気にせず、ボーッと試合に入っている」という。

 ロジャーズ杯で準優勝し、リオ五輪ではナダル(スペイン)に勝って銅メダル。結果や内容で自信をつけた。直前のウエスタン・アンド・サザンオープンでは疲労から3回戦敗退した事実も「(全米開幕まで)1週間半あって、気持ちもリセットして体も戻ってくれた」とプラスに捉えている。

 同じ山のシード選手が2人、敗退する追い風も。「心身ともに雑念がない。結果は神さま次第。1試合ずつ、いい試合をしようと思う。2週間後、その位置(決勝)に戻っていたい」。コツコツ勝ち続けた先に2年ぶりの決勝と、男女通じて日本人シングルス初の4大大会制覇が待っている。

最終更新:9月1日(木)8時43分

スポーツ報知