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[速攻試乗]「異次元の旋回力」鈴鹿でホンダ 新型「NSX」に乗ってきた!

オートックワン 8月31日(水)11時50分配信

初代NSXのスピリットを継承した2代目がいよいよ日本へ

詳細な情報を待っていた方、興味を持っていた方も多いだろう。1990年、エンジンを車体中央に搭載したオールアルミボディによる卓越した運動性能を武器に、日本が世界に誇るピュアスポーツモデル「ホンダ NSX」が生まれた。

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その時のコンセプト「人間中心のスーパースポーツ」を引き継ぎ、2代目となる新型NSXが2016年8月25日に登場。

クルマのデリバリーは来年2017年の2月27日なので、まだ街中を走るNSXを見る機会は先になるだろうが、ひとまずサーキットという限定された場所で試乗する機会を得たので、その性能や乗り味を紹介しよう。

25年の時を経て・・・2016年のHondaが考える「人間中心のスーパースポーツ」とは

コンセプトは継承されているが、結果出てきたクルマの中身は初代と大きく違う。4半世紀も時は流れ、使える技術や世の中の情勢は激変したのだから当然。

例えば初代NSXでは世界で初めてオールアルミボディが採用されたが、新型のボディはそうではない。高剛性の押し出し成形のアルミ材は使っているものの、軽量で剛性もあり衝突安全を高める強度確保も可能なアブレーション鋳造など、最新技術を駆使した優れたシャーシ性能を実現している。

新開発「スポーツハイブリッドSH-AWD」、その中身とは

同様に、初代NSXで好評だった回すほどに力がみなぎる官能的な自然吸気エンジンも、新型NSXには積んでいない。その代わりに搭載されたのが電気の力。新開発の「スポーツハイブリッドSH-AWD」と呼ばれる機構で、エンジンだけでは得られない優れたレスポンスとハンドリング性能を生み出す。その中身は、ツインターボ武装された3.5リッター V6エンジン、3つのモーターそして9速デュアルクラッチトランスミッション(9速DCT)の共演。

少々マニアックな話になるが、まず車体中央に搭載されたV6 ツインターボエンジンとその出力軸に設けられた大型モーター「ダイレクトドライブモーター」の合力が、9速DCTを介して後輪は伝わり駆動する。そして残る2つのモーター「ツインモーターユニット」は、前輪それぞれを駆動。言うなれば、後輪と左右前輪はそれぞれ独立した駆動力源を持つ。それによるSH-AWDの”SH”に相当するスーパーハンドリングが実現できる。

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最終更新:8月31日(水)18時37分

オートックワン