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SB武田、雪辱の12勝 電動マッサージで脚つり対策

西日本スポーツ 8月31日(水)12時8分配信

 逆転してもらい、追いつかれても、勝ち越してもらった。疲れたなんて言えるはずがない。武田は覚悟を決めて、7回のマウンドに上がった。「絶対にゼロで抑えないといけない。気持ちでいきました」。2死無走者。秋山を高め直球で空振り三振に仕留めた。今季最多133球。4試合ぶりにつかんだ12勝目だった。

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■7回6安打3失点

 「あまり調子は良くなかった。引っかけていたので、試合中に修正しながら投げた」。2回に2本の二塁打で先制点を献上。4回には自らの“ミス”で失点した。無死二塁から中村の放ったゴロをつかむと、飛び出した二走のメヒアを目でけん制しただけで、なぜか一塁へ送球。三進を許し、森の二ゴロで2点目を簡単に与えた。6回には森に適時打を許し、同点とされた。偶数回に1点ずつ取られ、リズムに乗れなかった。

 しかし、最速150キロをマークするなど球威を生かした。16日の前回対戦では、11連勝中だった西武にプロ入り初めて黒星を喫した。「前回は僕のミス。しっかり修正してゲームに入れた」。今月だけで3度目となるエース岸との投げ合い。2日の対戦では投げ勝ち、16日は岸に通算100勝目を飾られた。3戦目は武田の粘り勝ちとなった。

■工藤監督は及第点

 その岸にはシーズン中、カーブの握りを聞かれたことがあったという。武田も球界屈指のカーブの使い手だが、「岸さんの方がすごいと思う。あんなカーブを投げたいですよ」と笑う。蒸し暑い西武プリンスドームでは序盤に脚がつったこともある。脚がつりにくくなるという電動のマッサージ器具をふくらはぎに当てるなど対策も練っている。

 チーム打率リーグトップのレオ打線を7回3失点。工藤監督は「西武打線は当たっているので、点はある程度取られるだろうと思った。7回3点ならナイスピッチング」と及第点を与えた。お得意さまの西武にしっかりと借りを返し、約1カ月ぶりに12個目の白星を手にした。「ちょっと(球数が)多かった。波がないようにしないといけない」。次は昨年に肩を並べる自己最多の13勝目を目指し、チームのVへ貢献する。

西日本スポーツ

最終更新:8月31日(水)12時8分

西日本スポーツ

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