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94光年先の「シグナル」は本当に宇宙人からなのか? 現在SETIが調査中

sorae.jp 8/31(水) 8:00配信

つい先日、地球から94光年とそれほど遠くない恒星「HD 164595」から「強いシグナル」が観測されたとして、「すわ宇宙人からのメッセージでは?」と世間を騒がせました。そして現在、このシグナルが何だったのかを確認する動きが始まっています。
 
Centauri Dreamsによれば、2015年5月にロシアの電波望遠鏡によってSETI(地球外知的生命体探査)の候補になりうる信号がキャッチされました。ただしSETIはこの信号について公式見解を出しておらず、今後その正体をメキシコのグアダラハラで開催される第67回国際宇宙会議で話し合うとしています。
 
HD 164595には海王星と同等の質量をもつ惑星があります。ただしこの惑星は恒星のかなり近くを周回しているため、生命の存在の可能性は低そうです。しかし、この惑星以外にも他の惑星が存在している可能性はあります。
 
SETIの天文学者のSeth Shostak氏は今回の観測について、このように語っています。「観測されたシグナルが宇宙人からのものだとは、まだ誰も確認できていません。ただし観測を行ったのは信頼のおける研究者で、信号もただのノイズとは思えない強さなのです。もしこのシグナルが地球外文明からのものだとすれば、それは地球よりもずっと進んだ文明を持っていることになります」
 
SETIは8月28日と29日に北カリフォルニアのアレン・テレスコープ・アレイを利用して、HD 164595の観測を行いました。Shostak氏は地球外文明からのシグナルであることを期待しながらも、実際には衛星や地上からの電波の混信だった可能性が大きいのではないか…と予測しています。
 
このような地球外文明を思わせるシグナルとしては、1977年に観測された「Wow!シグナル」が有名です。しかし結局、このWow!シグナルでは地球外文明の存在を突き止めることはできませんでした。はたして今回の「シグナル」は本当に宇宙人からのものなのか…。より一層の観測が必要になりそうです。

最終更新:8/31(水) 8:00

sorae.jp

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