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美少女ロボットアニメ「レガリア」はなぜ4話で放送中断となったのか? その理由をプロデューサーが語る/<視線の先>インタビュー

トレンドニュース(GYAO) 8/31(水) 19:20配信

大ヒット作「ガールズ&パンツァー」の制作会社アクタスが手がけるテレビアニメ「レガリア The Three Sacred Stars」(全13話予定)は、「既に放送・配信している話数において、本来意図していたクオリティーと相違があることを強く認識しました。制作体制およびスケジュールを仕切り直し、あらためてきちんとした形に仕上げた上で、9月1日より再度放送します」というメッセージを残し、4話を放送しただけで、放送を中断。「放送中のアニメを作り直す」という異例の事態に、多くのアニメファンが驚かされた。

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 実際に現場では何が起こっていたのか。今回の決断に至るまでの現場の思いとは。そして新たに仕切り直しとなったリテイク版の出来はどのようなものなのか。9月1日の復活放送開始を前に、同作の企画を担当したインフィニットの永谷敬之プロデューサーに聞いた。

■クオリティーが低いわけではない。ただ、制作現場の進言を尊重してリテイクを決断

――「本来意図していたクオリティーと相違があることを強く認識」というメッセージは驚きとともに受け止められました。そもそも今回のケースに至る経緯を教えてください。

永谷「皆さんが気にされているのは、いわゆる“クオリティー“という言葉だと思います。今回、作画と演出と音、という三つの側面でのクオリティーが低いのではないかという意見が、制作現場から出てきたことが発端でした。全13話でお話を完結させることが大前提の約束事ですが、放送に間に合わせて納品することを優先させるあまり、最終回までに情報として伝えなければならないこと、受け取ってほしかった部分の描写などが、少しおろそかになってしまったのではないかと。そういったことを制作会社であるアクタスが、製作委員会側に対してされました。」

――実際に放送されたものを見て、「どこが問題なのか分からない」というファンからの意見もありましたが。

永谷「オリジナル作品で比較がないので、分かりづらいかもしれません。今回の発表で、『予算に対して、製作委員会が制作サイドに求めるものの水準が高すぎるのではないか』とよく言われるんですが、そうではありません。限られた制作費の中で、現場が最大限できることは何なのかを優先させます。だから、インフィニットのプロデュース理論としては、『これが現場の100点です』と言われたら、基本的にはよほど大きなミスがない限りはそのまま納品してもらうようにしています」

――そのポリシーは「レガリア」でも変わらなかった?

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最終更新:8/31(水) 19:20

トレンドニュース(GYAO)

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