ここから本文です

台風10号は温帯低気圧に 引き続き北日本で大雨・暴風などに警戒

ウェザーマップ 8月31日(水)0時45分配信

 気象庁によると、台風10号は31日午前0時に、北海道の西の海上で温帯低気圧に変わった。温帯低気圧に変わっても、北日本を中心に引き続き、暴風や高波、大雨による低地の浸水、土砂災害、河川の増水や氾濫、高潮には厳重な警戒が必要だ。

台風10号の経路

 台風10号は8月19日夜遅く、八丈島の東海上で発生した。発生当初は台風9号や11号の近くに位置していたが、これら2つの台風が北上し相次いで上陸した後は、日本の南で高気圧に行く手を阻まれて南西に進み続けた。
 25日頃には非常に強い勢力となり海上で動きが遅くなっていたが、その後は進路を東に変え徐々に速度を上げ、上空の強い風に乗る形で北上し日本列島に近付いて、30日午後6時前に岩手県大船渡市付近に上陸。1951年の統計開始以来初めての東北太平洋側への上陸となった。30日夜には北海道の西の日本海に達し、31日午前0時に温帯低気圧に変わった。

暴風・高波・高潮

 北日本の海上では、猛烈な風が吹き、うねりを伴った猛烈なしけが続いている。北日本では31日明け方まで暴風となり、海はうねりを伴った大しけが31日昼過ぎにかけて続く見込み。
■31日にかけて予想される最大瞬間風速
 北海道 45メートル
 東北  35メートル
■31日にかけて予想される波の高さ
 東北  10メートル
 北海道 9メートル   

 暴風やうねりを伴った高波に厳重な警戒が必要だ。また、北海道太平洋側ではこれから31日未明にかけて、海岸や河口付近の低地では、高潮による浸水や冠水に警戒が必要となる。

大雨

 北海道では非常に激しい雨が降り、大雨となっている。北海道では31日明け方にかけて、非常に激しい雨が降り、大雨となる見込み。9月1日0時までの24時間に予想される雨量は、北海道の多い所で100ミリとなっている。
 東北の太平洋側では、8月としては記録的な降水量となった所があり、これまでの大雨で土砂災害の危険性がかなり高くなっている地域がある。また、増水している河川もあり、土砂災害、河川の増水やはん濫、低い土地の浸水に厳重な警戒が必要だ。

最終更新:8月31日(水)5時54分

ウェザーマップ