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全生徒にいじめ有無、聞き取り 青森中2死亡

デーリー東北新聞社 8月31日(水)12時2分配信

 青森市立浪岡中2年の女子生徒(13)がいじめを訴え25日に死亡した問題で30日、同校の佐藤亨教頭は生徒の心のケアを図り、全校生徒を対象にアンケートを実施する方針を明らかにした。また齋藤実校長は、保護者の了解を得て今後、全校生徒を対象にいじめの有無を聞き取る方針を示した。

 学校や遺族の話を総合すると、女子生徒に対する悪口などの嫌がらせは1年時の昨年6月ごろ、無料通信アプリLINE(ライン)などで始まった。相談を受けた遺族が学校側に相談。学校は関係する生徒を指導した。

 2年進級時のクラス替えで嫌がらせなどはいったん収まったものの、今年6月ごろにLINEでの悪口などが再開されたとみられる。同月中に学校側が把握し、複数の生徒を注意していた。

 遺族が29日に公開した女子生徒の遺書には、ストレスから体調を崩したことや、1、2年いずれの学年でも嫌がらせを受けていたことを示す記述があった。

 学校では毎年7月ごろと11月ごろ、三者面談に先立って学校生活での悩みなどを聞くアンケートを実施しており、現在、女子生徒のアンケート内容を調べている。

 生徒全員の聞き取り調査を実施することについて齋藤校長は30日、「(悲劇を)繰り返さないため、徹底して事実を調査したい」と述べた。

 女子生徒は25日午前10時5分ごろ、JR北常盤駅構内のホームから転落し、進入してきた下り普通列車にはねられ亡くなった。

デーリー東北新聞社

最終更新:8月31日(水)12時2分

デーリー東北新聞社