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プールで溺れた男児を女子中学生が救出 佐賀

佐賀新聞 8/31(水) 13:20配信

佐賀広域消防局「勇気ある行動」

 佐賀広域消防局北部消防署(満行正博署長)は30日、意識を失ってプールの底に沈んでいた4歳の男児を救出したとして唐津市の海青中学3年の先村理来(りこ)さん(14)に感謝状を贈った。満行署長は「同年代の模範となる勇気ある行動」ととっさの判断をたたえた。

「怖かったけど勇気出した」

 5日、家族と佐賀市内のプールに遊びに来ていた先村さんは、水深約110センチの遊泳プールの底に、うつぶせで沈んでいる男児を発見した。「怖かったけれど、勇気を出した」という先村さんは男児をプールサイドに引き上げ、すぐさま監視員を呼んで引き渡した。

「遅れていたら危険だった」

 駆け付けた父親が応急処置を行い、男児は意識を取り戻した。その後、佐賀市内の病院に搬送されて検査を受けた男児は、その日のうちに父親と帰路に着くことができた。「先村さんの発見と救助が遅れていたら、非常に危険な状態になっていた」と同署はいう。

「無事で何より」と笑顔

 バレー部に所属し、水泳はあまり得意ではないという先村さんは、体育であった水難事故に備えた授業などの経験も役に立ったという。「自分自身の行動が感謝されてうれしい。男の子が無事で何より」と笑顔で振り返った。

最終更新:8/31(水) 13:20

佐賀新聞