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ジョコビッチがベセリとリマッチ、今夜2回戦 [全米テニス]

THE TENNIS DAILY 8月31日(水)23時0分配信

 アメリカ・ニューヨークで開催されている「全米オープン」(8月29日~9月11日/ハードコート)。

 その勝利は4ヵ月半前、クレーコートの上で起きた。それはまたノバク・ジョコビッチ(セルビア)が事実上無敵に見えていたときに起きたことでもある。無敵----この見解は、今やそう定かなことではない。

 イリ・ベセリ(チェコ)が4ヵ月半前の4月、モンテカルロ・オープンのクレーコートの上で、世界ナンバーワンのジョコビッチを6-4 2-6 6-4で破ったとき、ジョコビッチは1月から(途中棄権した試合が一試合あったものの)一度も負けていなかった。

 ベセリはそれ以前に一度もトップ10を倒したことはなかった。

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 試合後にベセリは、勝てるとは信じていなかったと言っている----ジョコビッチがどんなプレーをするかを見るまでは。

「ノバクはベストのレベルではなかった。それは確かだ。彼は出だしから多くのミスをおかしていた」とその日、ベセリは言った。「それが僕に、ほんの少し余計に自信を与えることになったんだ」。

 全米オープンの2回戦でふたたび対戦することになったふたりだが、このところのジョコビッチもまた、ベストの調子ではない。彼はウィンブルドンでは3回戦で敗れ、それからトロントで優勝したものの、リオ・オリンピックでは左手首の故障にも煩わされ、1回戦で敗れた。

 月曜日の全米オープン1回戦でのジョコビッチは、ジャージー・ヤノビッチ(ポーランド)に4セットで勝利した試合の序盤に、右腕の治療を受けている。彼は顔をしかめて何度も腕を振り、サービスを打てばいつもよりも遅い状況に陥った。

 2010年以来、初めてグランドスラム大会の1回戦でセットを落としたジョコビッチは、その後、腕に何が起きたかについて話したがらなかった。

 次に、以前にたった一度対戦し、敗れた相手であるベセリと再戦することについて聞かれると、彼は、「違うサーフェス、違う環境、そして5セットマッチだ」と、関連がないと考える理由を並べ上げた。

「彼はアーサー・アッシュ・スタジアムで何度もプレーしたこともないだろう」とジョコビッチは言い添えた。

 23歳のベセリは現在49位だ。彼は今年のウィンブルドンで4回戦進出を果たし、グランドスラム大会での自己最高成績を挙げたばかりで、その過程ではトップ10のドミニク・ティーム(オーストリア)を倒している。

 198cmのベセリに関するジョコビッチの分析は以下だ。

「ビッグゲーム、ビッグサーブ、強力なフォアハンド。大柄な割には動きもいい」

 しかし、ビッグサーブは通常、ジョコビッチの素晴らしいリターンにのみ込まれてしまうものだ。

 そしてジョコビッチは、風を遮るようになった新しいアーサー・アッシュ・スタジアムの屋根の構造は、自分に有利に働くと信じている。

「コンディションは、僕のゲームスタイルにかなり適しているよ」とジョコビッチ。「彼のサービスの威力を相殺し、そこからいい展開に持ち込めればと願う」。(C)AP (テニスデイリー/THE TENNIS DAILY)

Photo: NEW YORK, NY - AUGUST 29: Novak Djokovic of Serbia & Montenegro look on against Jerzy Janowicz of Poland during his first round Men's Singles match on Day One of the 2016 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on August 29, 2016 in the Flushing neighborhood of the Queens borough of New York City. (Photo by Michael Reaves/Getty Images)

最終更新:8月31日(水)23時0分

THE TENNIS DAILY

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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