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フラット35借り換え進む 金利低下、申し込み2割増

北國新聞社 8/31(水) 3:03配信

 日銀のマイナス金利政策の導入を受け、住宅金融支援機構と金融機関が提供する、長期金利固定の住宅ローン「フラット35」への借り換え事例が増えている。8月の最低金利は0・90%で過去最低を更新し、金融機関単体のローンから流入しているほか、金利の高い時期にフラット35を利用した人の借り換えも進み、4~7月の申込件数は前年同期比2割増となった。

 同機構北陸支店によると、4~7月の全申込件数のうち、借り換えが5割、新築・中古住宅の購入に伴う新規借り入れが5割を占めた。昨年の同時期は借り換えが1割、新規が9割で、今年度に入って借り換えの割合が高まっている。

 フラット35では借入額3千万円、融資率9割以下、返済期間35年の場合、金利が0・5%下がると、総返済額は300万円ほど少なくなる。金利は近年で最も高かった2009年5月に3・32%で、現行より高い金利で返済中の人が借り換えるケースも多い。アフターサービスの一環として、借り換えを提案する北陸の住宅メーカーもある。

 借り入れは融資の実行月の金利が適用されるため、新築する場合は完成時期によって金利が変動するおそれがある。この点、借り換えは手続きが1カ月以内で済み、現行水準の金利が利用できる。フラット35は固定金利の期間を選択できるタイプや全期間固定金利型があり、担当者は「今後の金利動向をどうみるかによって、最適なタイプを選んでほしい」と話した。

北國新聞社

最終更新:8/31(水) 3:03

北國新聞社