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リオ五輪メダリストがハリルジャパンに「執念」注入! 体操金・内村らが日の丸にメッセージ

SOCCER KING 8/31(水) 20:44配信

 リオで輝いたメダリストたちの魂が日本代表に注入された。

 UAE(アラブ首長国連邦)との2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選の初戦を翌日に控えた日本代表は31日、試合会場の埼玉スタジアム2002で前日練習を実施。トレーニング前に記者会見に臨んだヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、リオデジャネイロ・オリンピックのメダリストたちが寄せ書きメッセージを記した日の丸を広げ、「美しいプレゼント。選手たちはかなりモチベーションが上がっている」と興奮した口ぶりで語った。

 思わぬサプライズだった。25日のメンバー発表記者会見後、関係者を通じてリオデジャネイロ・オリンピックのメダリストたちが日本代表に宛てたメッセージ入りの日の丸がハリルホジッチ監督の下へ届けられた。世界で結果を出した選手からの熱い言葉が寄せられた日本国旗を目にして、指揮官はすぐさま大喜びしたという。

 この「日の丸」には、内村航平を始めとする体操男子団体の金メダルメンバー、柔道で世界の頂点に立ったベイカー茉秋や田知本遥、史上初めて銀メダルを獲得した水谷隼ら男子卓球団体チーム、下馬評を覆して銅メダルを獲得したシンクロナイズドスイミングの選手など、総勢35名のメダリストからエールが記されている。

「全選手が揃ってから見せたかった」というハリルホジッチ監督の意向もあり、日本代表選手たちは31日の練習前に初めて寄せ書きの日の丸を目にした。世界で結果を出したアスリートからのメッセージを目にしたキャプテンの長谷部誠(フランクフルト)も感慨深い様子で、代表チーム全体としても最終予選へ向かうメンタルを後押しする存在となったようだ。長谷部は言う。

「ありがたい言葉をもらって、日の丸を背負う気持ちを改めて感じさせられた。日の丸を背負って世界の舞台で戦うという共通部分がある中で、多くの選手たちが素晴らしい結果を残した。ハリルホジッチ監督が言っていましたけど、リレーなんかでは一人ひとりではアメリカより力はないのかもしれないけど、チームとして結果を出したのはサッカーに通じる部分もある。いろいろな部分で刺激を受けたし、それをピッチの上で表現するのは自分たちだと思う」

 今回、アスリートから寄せられたメッセージの中で、最も多く記されていた言葉は「執念」の二文字。「深く思い込んで,あきらめたり忘れたりしない心」(大辞林第三版/三省堂)という気持ちで目標を成し遂げた選手たちが最も日本代表チームに伝えたかった心構えとも言える。思えばハリルホジッチ監督は、記者会見や選手たちへのメッセージで何度も「野心を持て」というフレーズを口にしてきた。それは世界で結果を出すために強い気持ちを持つように働きかけることに他ならない。メダリストたちも普段の練習から徹底的にこだわり抜き、絶対にあきらめない思いを抱き続けた結果、その努力がついにリオで結実した。彼らの記した言葉が図らずとも重なったことの意味を、ぜひとも日本代表にも感じ取ってもらいたい。

 いよいよ9月1日のUAE戦からロシアに向けた最終航路がスタートする。約1年間にわたる長丁場を乗り越えた先に待っている世界で結果を出すために--。リオ五輪メダリストからの“金言”を手に、ハリルジャパンがいよいよ大勝負に打って出る。

文=青山知雄

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最終更新:8/31(水) 21:33

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