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「監督も決めかねていると…」“相棒”定まらない長谷部、非常事態のチームを引っ張る

ゲキサカ 8月31日(水)19時27分配信

 節目の代表100戦目を迎えるキャプテンが、緊急事態のチームを落ち着かせる。日本代表MF長谷部誠(フランクフルト)は9月1日のW杯アジア最終予選・UAE戦(埼玉)を翌日に控えた公式練習を終え、「いよいよかなという感じはある。チームの雰囲気として練習の中でも緊張感を感じている」と、臨戦モードに入った。

 この日、MF柏木陽介(浦和)が左股関節の違和感を訴え、別メニューで調整した。長谷部にとっては、ダブルボランチでの先発が予想されていた“相棒”の突然の離脱。「明日、実際にだれと組むかは監督も決めかねているとミーティングで言っていた。明日、だれが出るかは本当に分からない」という非常事態だ。

 4-2-3-1のシステムなら柏木の代役候補はMF山口蛍(C大阪)かMF大島僚太(川崎F)。長谷部をアンカーに置いた4-1-4-1にシステムを変更する可能性もある。山口にせよ、大島にせよ、W杯アジア最終予選は未体験。大島に関してはUAE戦に出場すればA代表デビューとなる。

 否応にも中盤のかじ取り役として長谷部に対する期待は高まる。「パートナーとなる選手の特長を生かしてあげたいし、自分も生かされたい。自分を含めて経験ある選手が落ち着いたプレー、態度を示せば、若い選手も伸び伸びプレーできると思う」と、ピッチ上の言動で引っ張るつもりだ。

 UAE戦に出場すれば史上6人目の国際Aマッチ通算100試合出場となる。ハリルホジッチ監督も「100試合を祝福したい。代表キャップで100試合というのは本当にまれだ。長谷部は人格としてもキャプテンとしても尊敬している」と称賛を惜しまない金字塔だ。

 この日は「試合に出たときに話したい」と苦笑いで100キャップへの言及を避けた長谷部。「個人的には日本代表は特別な場所で、常にだれが出るか分からない場所。1試合目も50試合目も100試合目も、自分の中ではそんなに変わらない」と個人的な感情を抑え、目の前に迫った最終予選初戦に集中した。

最終更新:8月31日(水)20時33分

ゲキサカ