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NY外為:ドルが対円で3月以降最長の連続高、利上げ観測強まる

Bloomberg 8月31日(水)4時4分配信

30日のニューヨーク外国為替市場ではドルが対円で上昇し、3月以降で最長の5営業日続伸となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)が年内に政策金利を引き上げるとの観測が一段と広がっている。

先物市場が織り込む年内利上げの確率は月初の36%から急上昇し、今では59%。この日のドルは主要通貨の大半に対して上昇した。9月利上げの確率は月初の2倍に相当する36%に急伸した。市場では9月2日の雇用統計発表が待たれている。

バンク・オブ・アメリカの外国為替ストラテジスト、カマル・シャーマ氏(ロンドン在勤)はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「ドルには全面的に強い買い気配が見られる」と指摘。その上で、「9月はイベントリスク満載だ。欧州中央銀行(ECB)や日本銀行があるし、今週の非農業部門雇用者数の数字も忘れてはならない」と述べた。

昨年12月に利上げに踏み切った米金融当局がどの程度追加利上げに積極的なのかをめぐり、市場のセンチメントはここ数週間に揺れ動いた。ドルは今年に入って3.9%下落している。

ニューヨーク時間午後5時現在、ドルは対円で1%高い1ドル=102円96銭。対ユーロでは0.4%上昇の1ユーロ=1.1143ドル。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.6%上昇した。

ドル上昇の背景には、米金融当局者からの相次ぐ発言があった。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は先週、ジャクソンホールでの講演で利上げの論拠は強まったと述べた。フィッシャー副議長は30日にブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、利上げの決定はデータ次第だとあらためて述べたが時期は特定しなかった。

これとは対照的に日銀から出てくる発言は日米の政策差異の拡大を予想させるものとなり、ドルを対円で押し上げる要因に加わった。日銀の黒田東彦総裁は27日にジャクソンホールで、追加緩和の余地は十分にあると述べた。

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最終更新:8月31日(水)6時32分

Bloomberg

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