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ブラジル株:ボベスパ指数反落-大統領弾劾の採決、31日に持ち越し

Bloomberg 8月31日(水)7時41分配信

30日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は反落。国家会計の不正に関わったとされるルセフ同国大統領の弾劾裁判は大詰めを迎えている。

小売りのロジャス・アメリカナスなど消費関連株が安い。レワンドウスキ最高裁長官が弾劾審理の採決は31日となる公算が大きいとの見方を示したことを受けて、30日遅くに実施されると予想していた一部トレーダーの失望を誘った。ブラジル石油公社(ペトロブラス)は2015年6月以来の高値。同社のペドロ・パレンチ最高経営責任者(CEO)は、ノルウェーのスタトイルへの資産売却によってペトロブラスの投資負担が低下するとノルウェーでの会見で語った。

証券会社エリチ・コレトラのアナリスト、エルツ・フェルマン氏は「ペトロブラスの対応策は非常に良い。これによって同社はより強く、利益を生む体質になるとみられることから市場は歓迎している」と述べる一方、「市場は依然として流動的だ」と指摘、その理由として「極めて重要な国の将来の定義付けが審議中だからだ」と説明した。

ボベスパ指数は前日終値の上下0.5%に振れる展開となった後に、0.1%安の58575.42で取引を終了。ペトロブラスは原油安にもかかわらず1.7%高。ロジャスは0.3%安で、一時は3.6%下げる場面もあった。MSCIブラジル一般消費財指数は10業種の中で最も低下した。同国の7月の失業率は11.6%と市場予想の11.5%よりも悪い内容となった。売り上げの大半を輸出に頼る製紙会社のスザーノ・パペル・エ・セルロージは2.4%高と、通貨レアル安で4週間ぶりの高値に上昇した。

原題:Most Brazil Stocks Fall as Impeachment Anxiety Offsets Petrobras(抜粋)

Denyse Godoy

最終更新:8月31日(水)7時41分

Bloomberg