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【個別銘柄】メガバンクや東電H高い、東燃ゼネ急伸、田辺三菱薬安い

Bloomberg 8月31日(水)11時58分配信

31日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は以下の通り。

メガバンク:三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)は前日比4.2%高の564.1円、三井住友フィナンシャルグループ(8316)は4.3%高の3621円、みずほフィナンシャルグループ(8411)は3.8%高の179.7円。東海東京調査センターの仙石誠マーケットアナリストは、長期金利が8月以降にマイナス幅を縮めたことに伴い、長短金利差の拡大などが銀行収益に寄与すると期待されていると指摘。また、8月に入りバリュー株を物色する流れが続くなか、きのうは地方銀行株に買いが入り、きょうはメガバンク株が循環的に買われているとも話した。

東京電力ホールディングス(9501):12%高の417円。新潟県内にある柏崎刈羽原子力発電所の再稼働議論を押しとどめてきた泉田裕彦知事が、10月の知事選への出馬を撤回する意向を30日に示した。これを受け燃料費の削減につながる原発の再稼働が視野に入ったことが買いを誘った。同社は現在、原子力規制委員会が安全審査を行っている柏崎刈羽原発6、7号機の2基が稼働すると毎月最大で200億円の収益改善効果が見込めるとしている。

東燃ゼネラル石油(5012):5.6%高の955円。2017年4月に予定しているJXホールディングス(5020)との経営統合に最終合意したと31日に発表した。JXHDの中核子会社で石油製品の精製・販売を手掛けるJXエネルギーを「JXTGエネルギー」に改め、東燃ゼネ石を吸収合併する。東燃ゼネ石株主には1株あたり2.55株のJXHD株を割り当てる三角合併方式をとる。JXHD株の30日の終値378.5円に対して東燃ゼネは904円の2.4倍になっており、単純計算で約7%のプレミアムが乗ることになる。JXHDの終値は2.2%高の386.9円だった。

田辺三菱製薬(4508):3%安の1920円。みずほ証券は「エダラボン(一般名)」の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を適応症とする申請が米食品医薬品局(FDA)に受理されたが、想定していた 優先審査(8カ月)ではなく通常審査(12カ月)となったことはややネガティブだと指摘した。

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最終更新:8月31日(水)15時30分

Bloomberg