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鉄鉱石は「最も選好しない商品」、供給増で-クラークソンズ

Bloomberg 8月31日(水)13時12分配信

鉄鉱石価格に再び下押し圧力がかかり、年末までに1トン=50ドルを下回る水準に下落する可能性があるとの見方を、クラークソンズ・プラトー・セキュリティーズが明らかにした。供給増加が中国の需要改善を相殺すると予想。同社は鉄鉱石を最も選好しない商品と説明している。

クラークソンズのアナリスト、ジェレミー・サスマン氏(ニューヨーク在勤)は電子メールで送付したコメントで、輸出は7月に軟調だったが今月は上向いていると指摘。その上で世界最大の鉄鋼供給国である中国の鉄鋼生産が今年回復力を維持しても、鉄鉱石は40ドル台後半に下落するとの見通しを示した。メタル・ブレティンによれば、鉄鉱石のスポット価格は1ドライトン=59.31ドル。

オーストラリアのウエストパック銀行は先週、中国の港湾の鉄鉱石在庫が急速に積み上がる中、供給増加と需要後退で鉄鉱石価格が昨年付けた安値38.30ドルを下回る可能性があるとの見方を示していた。

原題:Iron Dubbed ‘Least Favorite’ Commodity at Clarksons on Supplies(抜粋)

Jasmine Ng

最終更新:8月31日(水)13時12分

Bloomberg