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英住宅価格:8月は前月比0.6%上昇、物件不足が需要低迷の影響消す

Bloomberg 8月31日(水)17時9分配信

英国の8月の住宅価格は上昇し、前月比で5カ月ぶりの高い伸びとなった。需要が鈍化する中でも物件不足が住宅価格を下支えしたと、英住宅金融のネーションワイド・ビルディング・ソサエティーが指摘した。

31日発表によると、8月の住宅価格は前月比0.6%上昇、前年同月比では5.6%値上がりした。過去3カ月では1.1%上昇し、住宅価格は平均で20万6145ポンド(約2790万円)となった。

各種調査は、英国の欧州連合(EU)離脱選択が不動産市場に影響を及ぼし、需要と売り上げへの重しとなっていることを示唆。イングランド銀行(英中央銀行)は30日、7月の住宅ローン承認件数が1年半ぶりの低水準となったことを明らかにした。

ネーションワイドは住宅の先行きがなお不透明と指摘。消費者関連のデータはこれまで持ちこたえているものの、企業を対象にした調査の悪化は減速を示唆しており、これが労働市場と家計の信頼感に悪影響を与え得るとの見方を示した。

原題:U.K. House Prices Rise as Supply Shortage Offsets Weaker Demand(抜粋)

Thomas Seal

最終更新:8月31日(水)17時9分

Bloomberg