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大竹しのぶ『後妻業の女』モントリオールで大行列!映画祭始まって以来の人気ぶり

シネマトゥデイ 9月1日(木)4時0分配信

 現地時間8月30日、モントリオール世界映画祭の非コンペティション部門である World Greats 部門で大竹しのぶ主演映画『後妻業の女』が上映された。入場開始は19時30分だったが18時には映画の上映を待ちきれない観客たちが会場前に集まり始め、約200人もの行列となった。日本映画が人気の映画祭ではあるが、映画館のスタッフによると、これほどの行列は映画祭始まって以来見たことがないという。大竹が舞台あいさつをすることもあり、幅広いファン層がこぞって集まってきたようだ。

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 日本では公開初日を含め3日目となる8月29日時点で興行収入は約3.5億円、観客動員数は約30万人を超える大ヒットとなっている本作だが、海外の観客には今回のモントリオール世界映画祭で初お披露目。上映前に鶴橋康夫監督と共に市内を探索した時点で街の人たちから温かい声援を受けており、大竹は「映画館で映画を観て、笑ってくれたら一番うれしい。その笑いの中にちょっと怖さがある映画なので、その部分が伝わればいいなと思います」と語った。

 そして映画館に到着した二人は、会場に入るや鳴りやまない拍手で迎えられた。鶴橋監督は「憧れのモントリオールです。この街は女性も仕事をもって強く生きていると聞きます。女性が男性をだます姿がコミカルでユーモアのある作品になっています。どんな感想を持ったのか、ぜひ上映後教えてください」とあいさつ。大竹はフランス語で自己紹介した後、「わたしは男の人をだましてお金をとるすごく悪い女なのですが、誰もが実は愛を求め合っているってことを少しでも感じてもらえたらとてもうれしいです」と伝えた。

 上映中には何度も笑いが起こり、エンドクレジットが流れると同時に大きな拍手が鳴り響く中、鶴橋監督と大竹の周りに人だかりができた。ロビーへ移動した後も大勢の人たちからサインや写真撮影を求められ、鶴橋監督は「すごくうれしいね。とてもよく理解してくれていたようで、本当によかった」と笑顔。大竹は「英語字幕なので関西弁のニュアンスが伝わりにくい部分があったかもしれないけれど、たくさん笑ってくれてすごくよかったと思います。ぜひまた海外の映画祭には行ってみたいです」とモントリオール世界映画祭で確かな手応えを感じたようだった。(取材・文:芳井塔子)

モントリオール世界映画祭は現地時間5日まで開催
映画『後妻業の女』は公開中

最終更新:9月1日(木)4時0分

シネマトゥデイ