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全国で相次ぐ「はしか」年代により異なるワクチン接種率

リセマム 9月1日(木)11時38分配信

 全国各地で麻疹(はしか)の患者報告が相次いでいることから、国立感染症研究所は8月25日、麻疹に関する緊急情報を発表した。まだワクチンを受けていない定期接種対象者に早めの接種を呼びかけている。

表:日本の定期予防接種スケジュール(2015年5月18日以降)

 麻疹発症中の19歳の男性が8月14日に千葉県幕張メッセで開催されたコンサートに参加し、東京や神奈川などを訪れ、兵庫県に戻ったのち8月19日に麻疹と診断された。国立感染症研究所によると、麻疹は空気感染や飛まつ感染、接触感染で伝播し、コンサート会場のような広い場所であっても、免疫がなければ同じ空間にいるだけで感染し、発症する危険性が高くなる。特にインドネシアやモンゴルなどアジアの国々に渡航暦のある患者が目立っているという。

 麻疹は、年齢を問わず命に関わる重篤な疾患で、その感染拡大防止には、MR(麻疹・風疹混合)ワクチンの定期接種による予防が重要。近年はワクチンの2回接種が行われ、麻疹に感染者数は減っている。しかし、麻疹の予防接種状況は年代によって異なり、20代以上でワクチンを1回しか接種していないケースや接種歴がわからないケースが多い。

 予防接種を受けたかどうか不確かな場合は母子手帳を確認し、未接種や1回しか接種していない場合は、医療機関に相談することをおすすめする。

《リセマム 工藤めぐみ》

最終更新:9月1日(木)11時38分

リセマム