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「セッション数」と「訪問数」はどう違う? GAにおける3つの基本ルールとは[第12回]

Web担当者Forum 9/1(木) 11:06配信

今回は「セッション数」について説明する。前回は「ページビュー数」を解説したが、「セッション」もGoogleアナリティクスで最も基本となるものの1つだ。セッションとは何か、そしてそれをカウントした「セッション数」はどのレポートで確認できるかを解説していこう。

この記事で学べること:

・「セッション数」を知る
・ECサイトなどで参照元除外リストを設定する

「セッション数」は「Webサイトへの訪問数」のこと

「セッション数」とは、Webサイトへの「訪問数」のことだ。たとえばリアル店舗であれば、お客がお店に入ってから出ていくまでの一連の行動が「1回の訪問」だと定義できるだろう。リアル店舗における「訪問」は「お店への出入り」をもって定義づけるのが一般的だ。Webサイトでも考え方は一緒で、来訪してから出て行くまでの行動を「訪問」としている(図1)。

しかしWebサイトのようにブラウザからサイトを閲覧して、自由にサイトの内外を行き来できるような世界では、何をもって「訪問」を定義づけたらよいのだろうか? 「訪問」についてはどのアクセス解析ツールでも共通の基本原則があり、細かい部分ではツールごとにローカルルールが定められているのが一般的だ。

なお、Googleアナリティクスでは「セッション(数)」という用語がたびたび変更されている。これまでも「訪問(数)」という言葉に変わったり、また「セッション(数)」に戻ったりしているので混乱している人もいるかもしれないが、この2つは同じものだ。その定義は頻繁に変わるものではない。意味と内容をしっかり押さえておこう。

■ 「セッション」を定義づける3つのルール

Googleアナリティクスで「セッション」をどう定義づけているかは、公式のヘルプに書かれている。重要な点をかいつまんで説明していこう。

具体的には、次の3つのいずれかに該当する場合に「新しいセッション(訪問)が始まったと見なす」と決められている。

1. 行動の間隔が30分を経過した場合
2. 日付が変わった場合
3. 参照元が外部サイトだった場合

つまり、これらのルールで計測対象サイトへの1つ1つの「訪問」の区切りとするということだ。どのツールでも共通の基本原則があると先に述べたが、1つ目の「30分ルール」がそれに該当し、これは多くのアクセス解析ツールでも採用されている考え方だ。

それぞれのルールについて、順に解説していこう。

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最終更新:9/1(木) 11:06

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