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【シンガポール】上半期の倒産、過去最多の15年並みに

NNA 9月1日(木)8時30分配信

 シンガポールで企業の倒産が増加傾向にある。2016年上半期(1~6月)の倒産件数は、04年以降、上半期ベースで過去最多となった15年とほぼ並んでいる。8月30日付ストレーツ・タイムズが伝えた。
 法務省の統計によると、裁判所が関与した裁判所職権清算の申請件数は今年上半期に118件。前年同期は129件だった。15年通年では255件。専門家は、世界的に景気が低迷する中、下半期(7~12月)には倒産がさらに増える可能性があるとみている。
 また、今年上半期の実際の企業清算件数は85件(前年同期97件)、裁判所への更生管財手続きの申請件数は6件(同5件)だった。
 会計事務所プライスウォーターハウスクーパース(PwC)シンガポールのピーター・グリーブス氏は、海運や石油・ガス、建設、小売り業界などで倒産が目立つと説明。「これらの業界では、向こう数カ月にわたって厳しい経営環境が続くだろう」と述べた。

最終更新:9月1日(木)8時30分

NNA