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新素材「CNF」実用化を後押し 10月、富士で企業展示会

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月1日(木)8時9分配信

 植物繊維を微細化した新素材セルロースナノファイバー(CNF)を紹介する「CNFサンプル企業展示会」(ふじのくにCNFフォーラム、静岡県など主催)が、10月に富士市で開かれる。CNF製造企業のほか、用途開発に取り組む企業にも出展してもらい、静岡県内からの実用化を後押しする。

 CNFは木材などの植物繊維を細かくして生成する。強度が強い一方、軽量で環境負荷が小さく、さまざまな用途への展開が期待されている。

 木質資源を原料とする紙・パルプ産業が盛んな「地の利」を生かし、CNFを活用した新産業育成を進めようと、県は2014年度から企業向けセミナーなどを開催。15年度には推進組織として同フォーラムを設立し、1月のサンプル展示会ではCNFを製造する9社が素材を紹介した。

 今回は、CNFを使った製品や中間材料の開発を進める複数の企業も参加予定。県企業局は「製品づくりに生かしたい企業と、製造や研究開発に取り組む企業とのビジネスマッチングの機会にしたい」としている。

 展示会は10月17日午後1時から、富士市柳島のふじさんめっせで。研究開発の動向を紹介する講演や出展企業の発表などを予定。県工業技術研究所の研究員らが事前予約制で個別の相談にも応じる。

 参加申し込みは静岡県企業局事業課<電054(221)2174>へ。

静岡新聞社

最終更新:9月1日(木)8時9分

@S[アットエス] by 静岡新聞