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朴大統領 あすロシア・中国・ラオス歴訪に出発

聯合ニュース 9/1(木) 9:17配信

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は「東方経済フォーラム」と20カ国・地域(G20)首脳会合、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議が開かれるロシア、中国、ラオスを訪問するため、2日にソウル郊外の軍用空港を出発する。

 今回の歴訪は、韓国と米国が7月、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍への配備を発表した後、配備に反対している中国とロシアを初めて訪問することから注目を集めている。

 朴大統領は歴訪中、北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射などで核とミサイル能力を高めていることを強調し、THAAD配備の正当性を説明して中ロとの溝を埋め、北朝鮮問題で連携を強化することに外交力を集中するとみられる。

 朴大統領は2~3日、ロシア・ウラジオストクで開催される「東方経済フォーラム」に出席する。プーチン大統領と首脳会談も行う予定だ。

 プーチン大統領との首脳会談は就任後4回目で、昨年11月以来となる。北朝鮮の核問題をはじめとする朝鮮半島問題や両国関係などについて議論する見通しだ。

 4~5日は中国・杭州で開かれるG20首脳会合に参加する。G20加盟国との連携策を協議し、世界的な課題に関する韓国政府の立場を表明する方針だ。

 会合に合わせ、習近平国家主席と首脳会談を行う可能性が高い。韓国外交部の林聖男(イム・ソンナム)第1次官が先月31日、急きょ中国を訪問し、会談に向けた最終調整を行っている。両氏が会談する場合、THAAD配備問題でぎくしゃくしている両国関係を改善させ、北朝鮮問題をめぐる協力を強化する契機になると期待される。

 7~8日はラオス・ビエンチャンで行われるASEAN関連首脳会議に出席する。7日に韓・ASEAN首脳会議とASEANプラス3(韓中日)首脳会議、8日に東アジア首脳会議(EAS)に参加し、ASENAとの協力関係や北朝鮮核問題をめぐる連携の強化を模索する予定だ。

 G20首脳会合とASEAN首脳会議には米国のオバマ大統領も出席する。朴大統領とオバマ大統領が米大統領選挙(11月8日)前に顔を合わせる最後の機会となることから、両氏が会談する可能性が高いとされる。

 会談が実現した場合、北朝鮮に強力なメッセージを送るとともに、北朝鮮の態度変化をもたらすためのさらなる制裁措置などについて議論するとみられる。

 安倍晋三首相も一連の会議に出席する予定で、朴大統領と接触する可能性がある。両氏が面会する場合、北朝鮮問題での連携策や旧日本軍の慰安婦問題をめぐる合意の履行状況などを確認するとみられる。

 朴大統領はブンニャン国家主席との首脳会談などを含むラオス公式訪問を終え、9日に帰国する。

最終更新:9/1(木) 9:23

聯合ニュース