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バレー・座安琴希 仏名門「カンヌ」へ期限付き移籍

琉球新報 9月1日(木)5時2分配信

 女子バレーボールの久光製薬スプリングスは31日、うるま市出身の座安琴希(26)=中部商業高校出=がフランストップリーグの「RCカンヌ」に期限付きで移籍すると発表した。県出身のバレー選手が海外に移籍するのは初めてという。期間は9月1日から来年6月30日。座安は身長159センチのリベロ。リオデジャネイロ五輪の日本代表メンバーにも選出された。カンヌは欧州チャンピオンズリーグを2回制覇した名門チーム。
◆関係者、高い能力発揮してほしい
 リオデジャネイロ五輪のバレーボール競技で活躍したうるま市出身の座安琴希(中部商高出)がフランスのトップチームに移籍することが決まった31日、県内の関係者からは「海外での活躍を願っている」「持ち前の高い能力を発揮してほしい」と期待する声が上がった。
 県バレーボール協会の翁長良成会長は「沖縄から初めて海外へ行く。海外の大きい選手が相手でも素晴らしい能力を生かして対応してほしい」と座安の躍動を楽しみにした。海外の高いレベルでプレーすることで「東京オリンピックにつなげてもらいたい」と願っており、「沖縄から応援している」と背中を押し続けるつもりだ。
 高校時代の座安を指導した宇地原徳仁氏は、「座安は厳しい環境で腕を磨きたいという目標があった」と強い向上心を感じ取っていた。フランスではトップ選手とシビアな戦いが繰り広げられることが予想されるが、「本人も強い覚悟があるのだろう。自分を追い込みながらやってくれるはずだ」と力を発揮すると信じている。
 座安が中部商高でプレーしていたときに監督を務めた玉城卓馬氏は、「バレーの技術も、人間としても成長してほしい」と期待を込めた。
 座安が高校時代からチームメートと積極的にコミュニケーションを取っていたことに触れて、「海外でもチームの雰囲気を盛り上げてくれるだろう」と確信している。
 座安が高江洲中時代に監督だった金城佳則氏は、「4年後の東京オリンピックにつながると思う」と話した。海外でプレーすることは「苦労もあると思う」と感じているが、「彼女ならやってくれるはず。けがに気を付けて頑張ってほしい」とエールを送った。

琉球新報社

最終更新:9月1日(木)5時2分

琉球新報