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<1面コラム>「防災の日」訓練に参加しよう

伊豆新聞 9月1日(木)15時0分配信

 きょう9月1日は「防災の日」。この日を中心に県や各市町が訓練を繰り広げる。近年のキーワードは「減災」で、災害は避けられないため、いかに被害を少なくするか-に焦点が移っている

 ▼先日、地元町内会の防災訓練に参加した。午前9時に相模トラフを震源とする突発地震が発生し大津波が襲来-という想定で行われた。まず家族で安全な場所に避難し「この辺りまで来れば大丈夫だろう」という高台を確認して、集合場所の公園に向かった

 ▼公園では隣組ごとに点呼を取った後、消火器を使った初期消火訓練、消火栓の使い方を含めた放水訓練、毛布を使った簡易担架づくり-などを消防団員の指導で、地元の中学生も参加して繰り広げた

 ▼東日本大震災から5年以上が経過したためか、「緊迫感」はなく、担架をつくる竹が折れるハプニングには笑いが起こるなど、なごやかな雰囲気だった。だが、防災には動作の反復練習とともに、万一の際に助け合う住民同士の交流こそ最も大切。とても意義ある訓練だった

 ▼「防災の日」は1923(大正12)年の関東大震災に由来する。どんな災害の記憶は時とともに薄れていくが、教訓は風化させてはならない。まずは地元の訓練に参加しよう。

最終更新:9月1日(木)15時0分

伊豆新聞