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NY市場サマリー(31日)

ロイター 9月1日(木)6時49分配信

[31日 ロイター] -

<為替> 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対円で伸び悩んだ。一時103円台半ばまで買われた後、米製造業関連指標の悪化を受けて上値が抑えられた。

ドル/円<JPY=>は7月29日以来の高値となる103.53円を付ける場面があったが、終盤は103.39円だった。

オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)などが発表した8月の全米雇用報告がドルを押し上げた。8月の民間部門雇用者数は17万7000人増と市場予想をやや上回り、7月分も上方修正された。

ただ、その後発表された8月のシカゴ地区購買部協会景気指数が前月比4.3ポイント低下し、市場予想に届かなかったことから、ドル買いが失速した。

ユーロ/ドル<EUR=>は終盤に1.1152ドルに持ち直したが、一時3週間ぶり安値の1.1121ドルに沈んだ。

<債券> 指標10年債利回り<US10YT=RR>の8月上昇幅が11ベーシスポイント(bp)近くと、月間の伸びでは昨年6月以来約1年ぶりの大きさとなる見通しだ。

国内指標が堅調だったほか、相場変動が限られるなか、安全資産とされる米国債への需要が後退した。

2年債利回り<US2YT=RR>の月間上昇幅も13bp近くに達し、昨年12月以来の大きさとなるペース。連邦準備理事会(FRB)当局者が相次いで、年内の利上げが適切との見方を示したことを受け、短期金利が上昇するとの見方が強まった。

<株式> 小幅安。原油価格の値下がりでエネルギー株に売りが出た。月間ではS&P総合500種が2月以来のマイナスとなった。

それでも8月のS&Pの下落率は0.1%にとどまり、相場の底堅さを物語っている。ナスダック総合は月間で1%上昇した。

この日はADPなどが発表した8月民間雇用が予想通りの伸びとなり、7月中古住宅仮契約指数も上昇するなど、FRBが年内利上げに踏み切れるほど経済の勢いが強いことが示された。

原油安につれてS&Pエネルギー株指数<.SPNY>は1.4%安と、3週間ぶりの下落率になった。

情報セキュリティーのパロアルトネットワークス<PANW.N>は7.2%安。8─10月期の業績見通しがアナリスト予想に届かなかった。

<金先物> 堅調な米雇用関連指標の発表を受けて早期利上げが改めて意識されたことから、続落した。12月物の清算値は前日比5.10ドル安の1オンス=1311.40ドル。

ADPが朝方に発表した8月の全米雇用報告を受け、週末に発表される雇用統計も堅調な内容になるのではないかとの見方が強まり、ADP統計発表後は一気に10ドル近く値を下げた。ただ、その後は安値拾いの買いが入って下げ幅を縮小。昼ごろからは小幅な値動きとなった。

<米原油先物>  原油在庫の大幅増を示す統計の発表を受けて売りが膨らみ、米国産標準油種WTIの中心限月10月物の清算値は前日比1.65ドル(3.56%)安の1バレル=44.70ドルとなった。3営業日連続の下落で、中心限月の清算値ベースとしては12日以来約3週間ぶりの安値水準。11月物の清算値は1.68ドル安の45.31ドルだった。

米エネルギー情報局(EIA)の週間石油在庫統計を警戒し、相場は未明の時間帯からジリ安で推移。午前に在庫週報が発表された後はまとまった売りが出て、相場は46ドル付近から一気に45ドルの節目を割り込んだ。

最終更新:9月1日(木)10時47分

ロイター

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