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食品の安全性、信頼できる「7割」 静岡県民意識調査

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月1日(木)8時11分配信

 静岡県が実施した食の安全・安心に関する2016年度の県民意識調査によると、静岡県内で購入できる食品の安全性を「信頼できる」とした人は73・8%で、15年度調査より4・4ポイント改善した。一方、レストランなどのメニュー表示を「不審に思ったことがある」と答えた人は53・7%と半数を超え、13年に各地で相次いだ食材虚偽表示問題以降、消費者の不信感がぬぐい切れていない様子もうかがえた。

 県は毎年、4千点近い市販食品について抜き取り検査を実施し、産地や原材料など食品表示の適切さや細菌の有無などを調べている。15年度には食品表示責任者を養成する独自制度も導入。食品表示に対する信頼度は77・7%(15年度比4・4ポイント増)に上がった。

 これに対し、飲食店のメニューには原則、食品表示が課されない上、県の抜き取り検査も実施できないという事情がある。回答者が具体的に不審に思っているメニュー表示は「産地」が72・3%と最多。「ブランド」(54・4%)、「原材料」(49・5%)、成形肉をステーキとするなどの「名称」(45・6%)、「全体的なイメージ」(38・6%)と続いている。

 食品を購入する際に食品表示を確認する人は80・6%。消費者の食の安全に対する意識の高さがうかがえ、県衛生課の担当者は「(食材虚偽表示は)過去の事件だが、信頼回復にはさまざまな努力が必要」と話した。

 調査はインターネットモニターを対象に実施し、10~80代の男女計531人から回答があった。

静岡新聞社

最終更新:9月1日(木)14時30分

@S[アットエス] by 静岡新聞