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名古屋大教員、奨学金返還免除者氏名や試験答案をSNSに掲載

リセマム 9月1日(木)17時45分配信

 名古屋大学は8月31日、名古屋大学大学院医学系研究科の教員が、SNSで職務上知り得た情報を掲載していたとして、再発防止に努める旨を発表した。投稿された内容には、学生の氏名や身分のほか、採点中の定期試験答案の画像などが含まれていた。

全文掲載:名古屋大学 職務上知り得た情報のSNSへの掲載について

 事実の発覚は2月にさかのぼる。名古屋大学は、該当教員のSNSに不適切な記事があるのではないかとの情報を受け、該当教員や関係者に対する事情聴取を行っていた。調査の結果、不適切な内容の情報が掲載されていたことの確認が取れ、該当教員のSNSから問題の投稿をすべて削除したことを明かした。

 投稿されていた情報は、修士論文発表会の発表風景の画像および当該発表者の氏名を含む個人情報、奨学金返還免除者に選ばれた学生の氏名や身分のほか、出題予定の定期試験問題の画像や採点中の定期試験答案の画像、審査途中の修士論文の画像なども投稿していた。さらに、自身が大学入試センター試験の監督者であるとわかる情報も掲載しており、名古屋大学はこれらの投稿を「不適切」な情報と判断した。

 名古屋大学によると、いずれの投稿とも閲覧できた者の範囲は特定できていないが、今回の問題に起因する個人情報の不正利用などの事実は確認されていない。名古屋大学は現在、関係者へ個別に状況報告と謝罪を行っており、「このたびの事案を重く受け止め、改めて教職員に対し、個人情報を含む職務上知り得た情報の管理・運用について徹底した注意喚起を行う」としている。

《リセマム 佐藤亜希》

最終更新:9月1日(木)17時45分

リセマム