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高知被告供述「10代後半で大麻、20歳で覚醒剤」やめられるか「正直不安」

スポーツ報知 9月1日(木)6時6分配信

 覚醒剤取締法違反(所持、使用)などの罪に問われた元俳優の高知東生(のぼる、本名・大崎丈二)被告(51)と、知人で元クラブホステスの五十川敦子被告(34)の初公判が31日、東京地裁で行われ、2人はいずれも起訴内容を認めた。10代後半から薬物に手を染めるなど常習性が明らかになった高知被告は、再犯の可能性について「正直、不安」と吐露。元妻で女優の高島礼子(52)に対しては「心から申し訳ない」と謝罪した。検察側は懲役2年を求刑し、即日結審。判決は15日に言い渡される。

 高知被告と“愛人”の五十川被告が証言台で並んだ。黒いスーツ姿で髪の両サイドを刈り上げた高知被告。一方の五十川被告は茶髪を束ね、派手なメイクが目を引く。起訴内容について、2人とも「間違いありません」と認めた。6月24日の逮捕以来、初めて対面したが、目を合わせることも言葉を交わすこともなかった。

 検察側は冒頭陳述で、高知被告と五十川被告が2006年ごろに飲み会で知り合い、遅くとも10年ごろから高知被告が五十川被告を誘って覚醒剤を使っていたと指摘。当初は高知被告が知人を介して覚醒剤を用意していたが、14年に入手ルートがなくなると、五十川被告がインターネットで売人を捜し、準備。足りなくならないように常に“ストック”し、購入代金はすべて高知被告が支払っていたという。高知被告が10代後半に上京した際にアルバイト先の外国人に勧められ大麻を使用したことや、20歳の頃にディスコの従業員の勧めで覚醒剤を10回ほど吸っていた、と供述した調書も朗読された。

 被告人質問で、高知被告は覚醒剤に手を出した理由について「正直、好奇心です。悪いと分かっているが刺激を求めて買ってしまった」と説明。「やめることより、むしろどうやったら別れた女房にバレないか、そっちを一生懸命考えていた」と、うつむきがちに説明。再犯への不安について聞かれると「正直あります。不安です」と明かした。今後については「病院でカウンセリングを受け、支援してくれる人に相談してやっていきたい」と消え入るような声で話した。

 情状証人として高島は出廷せず、30年来の付き合いで母親代わりという女性(72)と、「オヤジ」と呼ぶテレビプロデューサー(67)の上申書が読み上げられた。現在は都内の自宅には戻らず、友人の経営する会社の寮の一室を借りているという。証拠がないにもかかわらず、10代後半から薬物を使用していたと供述した理由については「間違った自分をすべてリセットしようと思い、正直に言った」と説明した。

 室橋雅仁裁判官に「あなたの人生の舞台はここではないはず」と諭された高知被告。「別れた女房にどれほど迷惑をかけたか、五十川さんの人生をどれほど狂わせたか。心から申し訳ないと思います」と謝罪した。

 起訴状では、2人は6月24日、横浜市南区のホテルの一室で覚醒剤を吸引するとともに約4グラムを所持。ほかにも高知被告はこのホテルで大麻約1・3グラムを、五十川被告は横浜市内の自宅で覚醒剤約1・9グラムを所持したとしている。

最終更新:9月1日(木)9時41分

スポーツ報知