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3打差3位 26歳秋吉翔太が「QTに行ってる場合じゃない」ワケ

ゴルフ情報ALBA.Net 9月1日(木)19時18分配信

<フジサンケイクラシック 初日◇1日◇富士桜カントリー倶楽部(7,471ヤード・パー71)>

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 昨年度はチャレンジツアーで2勝を挙げて、賞金ランキングはわずか3,000円差の2位に終わった。それでも「僕にはツアーが大事」と初のシード確保を狙う秋吉翔太が5バーディ・2ボギーの“69”で回り、2アンダーの3位タイと今季ベストスタートを決めた。

 「久々にいいゴルフでした。ショットはパラパラだったけどパターが良かった」。先週から使用している「ホワイト ホット RX 2BALL」のフィーリングも良く、INから出て10番ボギーが先行するも11番でバーディを奪うと、13番では約15メートルを放り込んでバーディ。さらに1つスコアを伸ばして迎えた最難関の5番パー4はボギーとしたものの、8番でセカンドを2.5メートルにつけて取り戻して見せた。

 石川遼、松山英樹世代の1つ上となる26歳。昨年度は飛距離とフェアウェイキープ率を掛け合わせたトータルドライビングでツアー2位になるなど、持ち味は飛んで曲がらないドライバーだ。しかし、今季はフェアウェイキープ率は上がっているものの、平均飛距離が約10ヤード(15年287.97⇒16年277.69)落ちた。その原因はどうやら今季から投入した新ドライバーにあったようだ。

 「僕はフェースの上側で打って飛ばすタイプなんですけど、新しいドライバー(Z765)は少し下で打った方が飛ぶみたいで…」。ダンロップ社の新製品は、ソールがインパクトのエネルギーでたわんで飛距離を伸ばす形状を採用しているため、上部でヒットするとその恩恵を十分に受けられていなかった。そこで、秋吉はフェースのスコアラインの最上部を黒く塗りつぶすことで視覚的にフェースの下部でヒットするように一工夫。これが奏功し、武器のドライバーの飛距離も戻った。

 前週の「RIZAP KBCオーガスタ」を123位タイで予選落ち後は、自宅のある熊本でリフレッシュにつとめた。12月には第一子が生まれる予定で「体も軽く動かすくらい。名前を何にしようかとか考えていましたね(笑)」とゴルフとは切り離したところで時間を過ごすうちに感覚も取り戻していく。

 生まれる新たな家族に思いをはせるうちに、「(12月開催の)QTに行ってる場合じゃないなと。心配をかけたくないし、そばにいて立ち会いたい」とシード確保への意気込みも新たにした。「いつも3日目、4日目に打ってしまっているんでしっかり回りたい。シードを獲りたいしもう年齢も年齢なので」。家族を背負う責任も少しずつ芽生えている。

(撮影:上山敬太)<ゴルフ情報ALBA.Net>

最終更新:9月1日(木)19時18分

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