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企業の採用活動サポート 静岡商議所、求人情報を直接発信

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月1日(木)8時18分配信

 静岡商工会議所は1日、会員企業を対象にした「人材紹介サービス」を開始する。会員企業の求人情報を一元化し、就活生に直接、発信するのが大きな特徴。大都市圏に雇用を奪われている地元中堅・中小企業の採用活動をサポートする。同商議所は「県内では初の取り組みで、全国的にも珍しいのではないか」としている。

 具体的には、会員企業の求人のカルテを作成し、経済団体や行政などが主催する就活イベントに出展。同商議所のブースを構え、就活生に直接、情報を届ける。県内外の大学のキャリアセンターなどと連携し、職業紹介する機会も設ける。

 若年層の県外流出や地元企業が採用活動で苦戦を強いられている実態を踏まえ、同商議所は国に、無料職業紹介事業を手掛けるための届け出を提出。8月10日付で受理された。会員企業が対象だが、求職者側は限定していないため、全国の就活生へのアプローチが可能。

 地元企業の人材確保に向けて、同商議所は今年4月、組織内に就職支援課を新設し、外部から課長を迎えた。事業を推進する村上孝明課長は、経済団体が地元企業の採用活動の実行部隊を担う意義について「経営支援の中でも、人材確保の問題が最大のテーマになっている」と指摘。主流の大手就活サイトを利用した大量一括の採用方式は、地元中小企業にはそぐわない面があるとして、直接的な職業紹介の必要性を強調する。

静岡新聞社

最終更新:9月1日(木)8時18分

@S[アットエス] by 静岡新聞