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“浪速の番長”宮崎亮2階級制覇ならず涙「反省して色々考える」現役は続行へ

デイリースポーツ 9月1日(木)6時2分配信

 「ボクシング・WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ」(31日、大田区総合体育館)

 WBAのダブル世界戦が行われ、ライトフライ級王者の田口良一(29)=ワタナベ=は同級1位で元WBAミニマム級王者の宮崎亮(28)=井岡=に3-0で判定勝ちし、4度目の防衛に成功した。

 最終12回、宮崎は右目に加え左目上もカット。血しぶきを上げながら鬼の形相で拳を振るった。だが、長身でリーチ差のある王者が最後まで遠かった。2階級制覇を逃し、悔し涙は止まらなかった。

 13年大みそか、減量に失敗し、計量で白目をむき、試合も3回KOで初黒星を喫した。自暴自棄になり、体重は67キロまで増えるなど遠回り。3年ぶりにようやく戻った世界戦で、名誉挽回には至らなかった。

 3年前、「無事に」と祈った母・恵美子さんはこの日も会場で見守った。8月22日の54歳の誕生日にはバラの花をプレゼント。ベルトは添えられなかったが、孝行息子は12回を立派に戦い抜いた。

 今後に関しては「反省していろいろ考える」と現役続行の意向。“浪速の番長”は負けたままでは終わらない。

最終更新:9月1日(木)7時28分

デイリースポーツ