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トランプ氏とメキシコ大統領、国境の壁建設費用で発言食い違う

ロイター 9月1日(木)9時12分配信

[メキシコ市 31日 ロイター] - 米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏とメキシコのペニャニエト大統領が31日、メキシコ市の大統領官邸で会談した。

トランプ氏は会談後、自身が大統領になった場合に米国への不法移民の流入を防ぐ目的でメキシコとの国境に建設する壁について協議したが、建設費の負担については協議しなかったと発言。

これに対し、ペニャニエト大統領は、メキシコ政府は壁の費用を負担しないと会談でトランプ氏に伝えたと述べ、双方の説明が食い違っている。

大統領はトランプ氏が大統領官邸を去った後、ツイッターで「トランプ氏との話し合いの冒頭、私はメキシコ政府が壁の費用を払わないと明確に伝えた」とコメント。大統領は会談直後の合同記者会見ではこのことに言及していなかった。

今回の会談はペニャニエト大統領の招待にトランプ氏が応じる形で実現。メキシコ市の大統領官邸で1時間ほど行われた。

トランプ氏は会談で、米国には不法移民の流入を防ぐ目的でメキシコとの国境に壁を建設する権利があると主張。

会談後には、「(国境の)壁について協議した。(建設費の)支払いについては協議しなかった。後日話すことになるだろう。素晴らしい会談だった」と語った。

トランプ氏は選挙戦でメキシコに壁建設の費用を負担させると繰り返し訴えてきただけに、今回の会談での費用負担をめぐる発言の真相は注目される。

ペニャニエト大統領は会談後の会見で、トランプ氏が過去にメキシコ移民を犯罪者扱いする発言を行ったことを受け、「メキシコ国民は不当な扱いと感じたが、私はトランプ氏の(メキシコとの)関係構築への関心は本物だと確信している」と語っていた。

今回、トランプ氏は過去の発言についてメキシコ国民に謝罪しなかった。

メキシコの大統領報道官はロイターに対し、トランプ氏がペニャニエト大統領に対し、発言について個人的に謝罪することもなかったと明らかにした。

*内容を追加します。

最終更新:9月1日(木)10時35分

ロイター