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「クオカード」をもらえる株主優待13選 投資の際の注意点とは?

ZUU online 9月1日(木)19時0分配信

現在企業は投資をしてくれている投資家に対して様々な還元策をとっている。そのうち代表的なものとして、配当と株主優待が存在する。配当は金銭として利益を株主に配分する一方で、優待は金券、割引券、施設利用券、飲食品など多岐にわたる。

ただ優待を実施している企業は実に1400を超え、優待に魅せられて投資を始めようとする投資家も、その優待の種類と企業の多さに戸惑ってしまうことだろう。また、基本的には企業の優待とはその企業に関連したサービスを提供する必要があるので、中には使い勝手の悪いものも存在する。

そこで、たくさんある優待の種類の中でも最も使い勝手の良いものとしてクオカードを進呈している企業をお勧めしたい。クオカードであれば全国ほとんどのコンビニで使用が可能だ。また換金率もめっぽう高いため、使用しないのであれば現金へと交換することも可能である(通常であれば85%から95%程度の価格で換金可)。

では早速クオカード優待企業を13社選定し、注意点もあわせて紹介していこう。

※必要投資金額計算のための株価は2016年7月19日終値ベースで計算。なお優待金額はクオカードの価格。

1.全国保証 <7164>
【事業内容】独立系の信用保証最大手。金融機関全業態と提携の住宅ローン向けが柱
【権利月】3月末
【優待金額】5000円相当
【必要投資金額】100株保有で41万6500円

2 システムリサーチ <3771>
【事業内容】トヨタ系製造業向けを中心にSIサービスなどを提供。
【権利月】9月末
【優待金額】2000円分
【必要投資金額】100株保有で12万9400円

3 アクトコール <6064>
【事業内容】賃貸住宅者向けに水回りのサービスを提供。優待などでは「パンとエスプレッソと」など独自路線。
【権利月】11月末
【優待金額】3000円
【必要投資金額】100株保有で9万8900円

4 ビーアールホールディングス <1726>
【事業内容】関西以西中心とする橋梁系建設企業の中堅。関東進出後、全国展開を強化
【権利月】3月末
【優待金額】1000円
【必要投資金額】100株保有で4万100円

5 エストラスト <3280>
【事業内容】山口県中心としたマンション販売業社。福岡、九州好勢。
【権利月】2月末
【優待金額】2000円
【必要投資金額】100株保有で5万1100円

6 カナデン <8081>
【事業内容】三菱電機系の商社。FA、ビル設備、インフラ、デバイスなどを中心に展開【権利月】3月末
【優待金額】1000円(5年以上で1500円、10年以上で2000円)
【必要投資金額】100株保有で9万6800円

7 ケイアイスター不動産 <3465>
【事業内容】北関東を中心に住宅1次取得者向けに販売。北欧風のデザインハウスが好調。
【権利月】9月末
【優待金額】1000円
【必要投資金額】23万1500円

8 オープンハウス <3288>
【事業内容】東京・神奈川地盤の不動産企業。都心部の狭小地に強み
【権利月】9月末
【優待金額】3000円(3年以上保有で5000円)
【必要投資金額】100株保有で26万5500円

9 日本取引所グループ <8697>
【事業内容】現物取引の東証とデリバティブの大証を合併
【権利月】3月末
【優待金額】3000円
【必要投資金額】100株保有で13万9200円

10 スターマイカ <3230>
【事業内容】中古区分所有マンションへ投資し賃貸と売却を組み合わせて物件運営。子会社で不動産仲介も行う
【権利月】5月末
【優待金額】1000円
【必要投資金額】100株保有で16万4000円

11 トライステージ <2178>
【事業内容】テレビ通販企業に媒体選択や販促企画などのダイレクトマーケティング支援などを行う
【権利月】2月末・8月末
【優待金額】1000円(年間2000円)
【必要投資金額】100株保有で19万7500円

12 テレビ東京HD <9413>
【事業内容】民放キー局5位。アニメ番組に定評があり、独自路線。最近では「POKEMON GO」関連銘柄としても注目される
【権利月】3月末
【優待金額】500円
【必要投資金額】100株保有で22万9400円

13 日本エスコン <8892>
【事業内容】京阪神中心に分譲マンション展開。関東強化へ。
【権利月】6月末
【優待金額】1年保有で1000円、2年以上保有で3000円
【必要投資金額】1000株保有で35万2000円

投資する際の注意点として

優待株へ投資をする際には、配当と合わせて考えると投資魅力が増す企業が多い。上記の中でも、例えば、ケイアイスター不動産、トライステージ、日本エスコンなどは配当利回りも3%を超えるなど実質的な利回りは高めだ。クオカード優待を探す際には参考にしてほしい。

注意点としてクオカードを実施している企業は多いものの、2016年にグローバル社やイーグランドの優待が廃止となってしまったように急な優待内容の変更もあり得ることを忘れてはならない。逆に、ケイアイスター不動産やシステムリサーチのような優待が新設されて間もない銘柄の場合は、優待目的の買いも少しずつ入ってくると思われるため、投資妙味もまだまだあるだろう。

いずれにせよ投資先を決める際には、企業の業績なども十分考慮した上で決めていく姿勢を忘れないようにしよう。

谷山歩(たにやま あゆみ)
早稲田大学を卒業後、証券会社において証券ディーリング業務を経験。2級ファイナンシャルプランナー。ヤフーファイナンスの「投資の達人」においてコラムニストとしても活動。2015年には年間で「ベストパフォーマー賞」「勝率賞」において同時受賞。ネットマネーや日経マネーと言った経済雑誌での執筆活動も行う。個人ブログ「インカムライフ.com」を運営。

最終更新:9月1日(木)19時0分

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