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仏ブイグ、副CEOに2幹部を指名 一族以外のトップ候補

ロイター 9月1日(木)9時45分配信

[パリ 31日 ロイター] - フランス屈指の実業家で、建設やメディア、携帯電話サービスを手掛ける大手複合企業ブイグ<BOUY.PA>を率いるマルタン・ブイグ氏(64)は31日、幹部2人を副最高経営責任者(CEO)に指名した。自らの後継者を必ずしも一族出身者とはしないことを示唆した形だ。

新たな副CEOは、携帯サービス部門ブイグ・テレコムのトップであるオリビエ・ルーサ氏(52)と、グループ最高財務責任者(CFO)のフィリップ・マリエン氏(60)。2人は、副CEOを2002年以降務めているマルタン氏の兄のオリビエ氏(66)に加わる格好となる。

マルタン氏は記者会見で副CEOの追加指名について、「ガバナンスを改善したい。後継者問題はタブーではない。グループの将来的な継続はわたしの責任だ」と話した。

ブイグ株主は3月、マルタン氏の息子のエドワード氏(32)と、おいのシリル氏(30)の取締役会入りを承認している。

関係筋はマルタン氏が会長職とCEO職の分離を検討しており、マリエン氏とルーサ氏がCEO候補との見方を示した。

ただマルタン氏は31日、会長とCEOを分離する計画は当面ないと強調。若い一族の経営陣入りについては、「彼らがその地位にふさわしいならば、働き、責任を負わなければならない」と語った。一方、後継者は一族出身者なのかと問われ、「同族経営の側面は重要であり、ブイグの名前は資産だ」と応じた。

最終更新:9月1日(木)9時45分

ロイター