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桂文枝「天満天神繁昌亭」10周年に「昨日のことのよう」

東スポWeb 9月1日(木)15時30分配信

 上方落語協会会長の桂文枝会長(73)、副会長の桂春之輔副会長(68)らが1日、大阪市内で「天満天神繁昌亭開設10周年記念お練り」の会見に出席した。

 2006年に文枝らの尽力によって開設された上方落語唯一の寄席「天満天神繁昌亭」は、15日をもって開設10年を迎える。これまで繁昌亭を支えてきた人たちに感謝の気持ちをこめて、15日に地元・天神橋筋商店街でお練りを行うことが発表された。お練りの後には繁昌亭で3回の特別公演が行われ、大トリは文枝が務める。

 お練りが行われるのは繁昌亭のオープン時以来で、文枝の乗った人力車を中心に隊列が組まれる。10年前は、今年1月に亡くなった三代目桂春団治(享年85)が人力車に乗り、それを引っ張ったのが文枝(当時は三枝)だった。

 文枝は「早いもので10年があっという間に過ぎました。今は亡き三代目春団治師匠をお乗せして出発したのが、昨日のことのように思われます」と振り返った。

 また、繁昌亭の216席ある椅子の取り換えや、音響設備のリニューアルも行われる。春之輔が「サラのまんまというのも困るので、椅子がいたむのは喜ばしいことですが、216席全部換えると1000万以上かかる。文枝会長が『資金はワシが持つ』って言うてくれたらええのにな」と話すと、文枝は苦笑いだった。

 さらに、10周年の新たな取り組みの一つとして、10月から第2火曜日と第4火曜日の午後9時~11時に「乙夜寄席(いつやよせ)」と呼ばれる深夜寄席を開催することも発表された。

最終更新:9月1日(木)15時35分

東スポWeb