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富裕層が考える「人脈」の基準とは?

ZUU online 9/1(木) 20:10配信

営業をしている人であれば、「富裕層の人たちと仲よくなって、そこから人脈を広げたい」と考えるのは自然なことだろう。別に営業を仕事にしていなくても、「お金持ちにあやかりたい」と思う人は数多い。

今回は、「富裕層の人が考えている人間関係」について話そうと思う。以下、本文中では「富裕層の人」を、「成功者」と同義語として扱うことにする。

■成功者にとっての「人間関係」の基準とは

成功者にとって、「人間関係と親密度は、必ずしもイコールではない」といったら、あなたは驚くかもしれない。「人間関係」とは、一般的には「親しいこと」だと解釈されることが多い。つまり、自分と仲がいい人ほど、その人との間には「強い人間関係を築いている」と判断される、という意味である。人間関係において、「信頼関係」が大切なのはいうまでもないが、普通の人は、信頼関係とは「親しい間柄の中で、徐々に構築されていくもの」だと思っている。

しかし、成功者にとって、「親しいかどうか」と「信頼関係」とは、必ずしも比例しているわけではない。少なくとも「親密度」は、成功者の人脈に入るための「条件」ではない。

■「人脈」とは、選ぶところから始まる

もちろん成功者たちとて、1回会っただけの人を、すぐに「この人は自分の人脈だ」と見なすわけではない。だが、もしこちらが、成功者が考えている「人脈の定義」に触れた場合はこの限りではない。つまり、仮に名刺交換をした時点で、成功者から「この人は自分の人脈にすべきだ」と判断されれば、その場で成功者の人脈に入れる可能性はある。

では、その「人脈の定義」が何かというと、筆者は「自分が何かを与えられる」人のことだと考えている。「何かを与えられる」とは、要は自分が「相手の役に立つ『ウリ』を持っているかどうか?」ということである。

自分にとって、人脈にするべき相手とは、成功者なら誰でもいいわけではなく、また自分も、すべての人の役に立てるわけではない。人脈とは、「選ばなければならない」ものなのである。

■成功者の人脈に入る方法とは

では、もし我々一般人が、成功者の人脈に入りたければ、どうしたらいいのだろうか?

それは、
(1)労働単価の高い彼らが、時間を使うに足るものを持っていること
(2)彼らが与える同等以上のものを返せること
の2つをクリアする必要がある。

こう書いたところで、我々は、成功者に与えられるものなど、持っていないのが普通である。それでも成功者の人脈に入りたい人は、

(1)ボランティアをする
(2)質がない分を量でカバーする
といった方法が考えられる。

(1)に関しては、ZUUonline内の記事「なぜ『カバン持ち』がお金持ちになる近道なのか?」に書いておいた。つまり成功している人のカバン持ちや運転手などをやることで、「相手の近くにいる」戦法である。

(2)に関しては、たとえば「近づきたい相手が開催するイベントすべてに顔を出す」「相手が出版した本はすべて読み、セミナーなどで相手をうならせるような質問をする」といった方法などがある。

これだけで、相手の人脈に入れることはないだろうが、少なくとも印象には残る。その後をどうつなげていくのかは、自分次第ということになろう。

■継続的な関係を築くには、相手に「貸し」をつくること

筆者が、この文章を通じていいたいのは、「人間関係」を「表面的な親しさで判断しない」ということである。

多くの人は、相手が「優しいものいいをするか」とか「にこやかにしてるか」などで、いいか悪いかを判断しているが、それらは顔の表情と同じで、表現のひとつに過ぎない。

確かに、仏頂面よりは、にこやかな顔の方が良いことには違いないが、大事なことは、自分は「貢献できるものを持っている」ということを、相手にアピールすることである。相手の役に立ち、相手もそれを認めれば、自然と関係はできあがる。

成功者は、自分が認めた相手には、常に貸しをつくろうとする。そうすれば、「その人脈が途切れることはない」と知っているからである。

もしあなたが、成功者の人脈に入りたかったら、この特性を活かすことである。そうすれば、そこからさらに別の人脈を広げていくことも、可能となるに違いない。

最終更新:9/4(日) 17:49

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