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地元発祥のブドウ学んで堪能 伊豆地域の小学校

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月1日(木)9時24分配信

 伊豆の国市立長岡南小の3年生約80人が31日、地域について知る総合学習の一環で同市小坂の果樹園を訪れ、同園で誕生した品種「ピオーネ」など地元発祥のブドウについて学んだ。

 児童は園主の加々見宏子さんから果樹園の歴史やブドウ栽培の過程などを聞いた。園で収穫されたピオーネや「伊豆錦」「紅井川」などの5種類のブドウの試食も行い、「おいしい」「甘い香りが良い」などと笑顔を見せた。

 同園は育種家の故・井川秀雄氏(1896~1985年)が「ピオーネ」をはじめとした数多くの品種を開発した地。井川氏の孫の加々見さんが管理し、「ピオーネプロジェクト」として果樹園を守る取り組みを進めている。



 ■校庭の「巨峰」収穫 中伊豆小

 伊豆市立中伊豆小の4年生37人が31日、同校の校庭で栽培するブドウの品種「巨峰」の収穫作業を行った。同市の中伊豆地区が巨峰の発祥の地であることにちなんだ取り組み。児童は校庭の一角に設ける約200平方メートルのブドウ棚に入り、はさみを使って房を切り取った。ハチが多く発生したため一部を収穫して終了したが、味見した児童は「買ったブドウよりおいしい」と目を輝かせた。

 児童は地元住民の指導を受け、5月からつるの剪定(せんてい)や袋がけなどの作業に取り組んできた。収穫した巨峰は全校児童で味わう予定。同校では20年ほど前から毎年栽培を行っている。

 巨峰は大正から昭和にかけて、中伊豆地区でブドウの研究に取り組んだ農学者の故・大井上康氏が開発した。

静岡新聞社

最終更新:9月1日(木)9時24分

@S[アットエス] by 静岡新聞