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【インタビュー】東方神起・チャンミン、初時代劇は「カリスマ性あふれる姿」がお気に入り

cinemacafe.net 9月1日(木)20時0分配信

「東方神起」のチャンミンが、煌びやかなステージの上で歌い、踊るアジアのトップスターの姿とは、ひと味もふた味も違った新たな魅力を魅せるファンタジー・ラブロマンス時代劇「夜を歩く士〈ソンビ〉」。

【画像】数々の衣装を着こなすチャンミン

俳優として、妻夫木聡主演の映画『黄金を抱いて翔べ』(’12)で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した彼は、チョン・ウソン主演ドラマ「ATHENA-アテナ-」へのゲスト出演ほか、初主演ドラマ「パラダイス牧場」ではハマリ役のような御曹司、続く「Mimi」では抜群のルックスを持つ28歳の人気漫画家と初恋を経験する18歳の高校生を一人二役で演じるなど、説得力のある演技で、少しずつ、着実に実績を重ねてきた。

そして、入隊前最後の作品となった本ドラマでは、朝鮮王朝の時代劇に初挑戦。口元にヒゲをたくわえ、韓服に身を包んだ姿を披露しながら、一見遊び人で、幼少期につらい過去を持ち、内なる闘志を胸に秘め、弓術に長ける…という萌えポイント満載の王の孫=“世孫”イ・ユンを熱演している。

このキャラクターについて、チャンミンは、「イ・ユンは将来、朝鮮の王になる世孫です。王宮の中の権力争いを嫌い、また王である祖父との関係が悪く、王宮の外で放蕩三昧の生活を送っています。しかし、これは好きでそういう生活をしているというよりも、敵を油断させるために意図的に宮中での生活を避けているわけです。実に頭のいい、将来優れた王になれるキャラクターですね」と説明する。

劇中では、遊び人として、軽妙で色気のある演技を魅せるチャンミン。男装して本売りをするヒロイン・ヤンソン(イ・ユビ)に、優しい笑顔で積極的にアプローチを仕掛けるお茶目な一面は注目しておきたいところだ。

「僕と似ている点を探すなら、僕も若い友人と一緒に外で遊ぶのが好きですが、同時に、イ・ユンがカリスマ性を発揮して仕事をするように、僕も仕事に集中する両面性を持つ部分があります。そこが似ている部分として、あるいはイ・ユンに学びたい部分だといえると思います」とチャンミンは言う。

確かにそのカリスマ性は、トップスターとしての彼の姿にも通じるものが。特に本作では、馬上からクールに弓を射るシーンの凛々しさも評判を呼んだ。「撮影が始まる前に乗馬練習をしたのですが、時間がなくて、あまりできませんでした。それで、馬に乗っている姿がぎこちないと、監督にも叱られました(笑)。撮影中にも、時間を見つけては乗馬の稽古を続けました。武術の練習も、時間を作ってアクション監督と一緒にアクションスクールに行き、一緒に練習に取り組みました」と、その裏側を明かす。

「ユンは学問と同時に、武術にも長けた多芸多才なキャラクターです。カメラに不出来な姿が映し出される訳にはいかないと思って、自分なりに一生懸命にやりました。幸い、監督と撮影監督が素晴らしい映像をカメラで切り取っていただいて、感謝しています」と、謙遜しながらふり返っている。

初めての時代劇には苦労が多かった様子だが、「この作品は真夏に撮影が行われたのですが、屋外のシーンの撮影の場合、分厚い衣装を着て、付け髭を付けて演技をしなければならないので、それが大変でした。汗だくになり、疲れも半端ではありません。そして、時代劇の台詞は、普段使わない言葉を使用するので、ぎこちなくなりがちですが、スタッフのみなさん、監督、先輩俳優のみなさんの助けもあり、無理なく無事に撮影を終えることができたと思います」と真摯にコメント。

さらに、「世孫の衣装、王の衣装、それと同時に一般人に変装をするときの衣装まで、多くの衣装を着てみました。僕は個人的に、ユンのカリスマ性に満ちた姿がうかがえる、弓術場での狩りの服装が一番気に入っています」と語り、本人も弓のシーンはお気に入りとなっているようだ。

そんな本作で主演を務めるのは、『王の男』「アラン使道伝」など、美しい容姿と圧倒的な演技で数多くの時代劇を大ヒットに導いてきたイ・ジュンギ。王朝を陰で支配する悪の吸血鬼クィ(イ・スヒョク)の陰謀によって吸血鬼となってしまった主人公ソンヨル(イ・ジュンギ)と、チャンミン演じるイ・ユンは、密かにクィを倒すことを画策する、いわば同じ宿命を背負った“同志”であり、ヤンソンをめぐる恋敵でもある。

「イ・ジュンギさんは、まさに長兄としてリーダーシップを発揮しながら、ムードメーカーの役割も果たしていらっしゃいました。しかし、いったんカメラが回りはじめると、顔つきが一変し、役に入り込んで演技に没頭するところは、誰が見ても素晴らしい演技者の姿です。本当に俳優として学ぶ点が多いと思いました。また、ムードメーカーとして現場を盛り上げ、リードしていく姿にも、先輩であるイ・ジュンギさんに学ばなければと感じました」と、その姿勢にすっかり心酔した様子。

一方、対立するクィを演じたイ・スヒョクについては、「そのイメージから、冷たくて暗くて言葉もあまりしゃべらない、静かで大人しい人だろうという先入観がありました」と、チャンミン。「しかし、実際に撮影現場を共にしてみると、意外に話もたくさんしますし、面白くてクールで男らしいんですよ。また、僕が悲惨な目に遭うシーンを撮らなければならないときは、僕のところにやってきて、どうすればより悲惨に見えるか、一緒に考えてくれました。積極的に僕の手助けをしてくれる同僚であり友人、学ぶことの多い同い年の俳優です。本当に一緒にいて楽しい、いい男だと思いました」と、劇中とは打って変わって仲を深めたことを明かす。

撮影では「気に入った台詞や場面はとても多いのですが、なかでも記憶に残るものが2つあります」と言うチャンミン。「1つは、ヤンソンと2人で居酒屋に座り、済州島(耽羅)へと旅立つヤンソンを前に、独り言で自分の思いを吐露する場面です。自分の本心を隠して、ヤンソンにいたずらっぽく振る舞うシーンですね。あと1つは、それとは反対に、宮殿の中で世孫としてのカリスマ性あふれる姿が表現された場面です。弓道場で王に対して、『これが私が追っていた間者です』と告発するシーンですが、ユンの男らしさがよく表現されているかなと思いました。この2つの場面を選びたいですね」と語ってくれた。

今後、兵役を経た2017年後半には「東方神起」としての活動再開も予想されているが、「また演技をする機会がありましたら、具体的な目標は何かというよりも、もっともっと演技がうまくなりたいですね」とチャンミン。「再び演技をする機会をいただけたら、自分の成長した姿、上手くなった姿をお見せしたいです。そして、尊敬する演技者の皆さんから学んだことを自分のものにして、さらに成長する演技者になる、これが僕の目標です」と、力強く思いを込める。

最後に日本のファンへ、「僕がイ・ユン役を演じているドラマ『夜を歩く士』は、朝鮮時代にもしヴァンパイアがいたら、という想像から始まった物語です。宮廷の中で巻き起こる戦い、そして若い男女のロマンスなど、おもしろいストーリーに満ちたドラマですので、皆さんにたくさん愛していただけたらと思います」とメッセージを贈るチャンミン。

謙虚で努力を惜しまず、さらなる成長を目指し続ける男は、やはり、人を惹きつけて離さない唯一無二のカリスマ性を放っている。

「夜を歩く士〈ソンビ〉」DVD-SET1/Blu-ray SET1は発売中、DVD-SET2/Blu-ray SET2は9月2日(金)より発売。

最終更新:9月1日(木)20時0分

cinemacafe.net

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。