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【U-18アジア選手権】無名の静岡高・鈴木の評価アップ

東スポWeb 9月1日(木)16時41分配信

【台湾・台中発】「第11回BFA U―18アジア選手権」は31日、台湾・台中インターコンチネンタル球場で予選ラウンド2回戦が行われ、日本は3―0で台湾に勝利。これで予選ラウンドを2戦2勝とし、1位通過で2次リーグ進出を決めた。

 同組の当面のライバルと目されていた強打の開催国・台湾を零封リレー。先発の今井(作新学院=3年)は5回途中6安打3四死球とやや精彩を欠いたものの、3回二死満塁の場面で「台湾の大谷」と呼ばれる4番チェン・フーを投ゴロにしのぐなど、要所を抑え無失点。甲子園V投手の意地を見せた。5回一死一、二塁のピンチでマウンドを託された2番手の堀(広島新庄=3年)は4回2/3を1安打無失点7奪三振と好リリーフ。台湾打線に付け入る隙を与えなかった。

 攻撃面で目立ったのが3番の鈴木(静岡=3年)だ。4回、先制点の口火を切る二塁打を放つと、6回にも三塁線を破る二塁打でチャンスメーク。50メートル5秒8の俊足を生かし、4打数2安打2得点と活躍した。

 2年夏まで3度甲子園の土を踏むも最後の夏は縁がなく、今大会まで知名度は全国区とは言えなかったが、30日の香港戦では右越え2ランを放つなど、鈴木の評価がこのU―18でうなぎ上りとなっている。

 元スカウトで本紙評論家の得津高宏氏は「ヒザが柔らかくてタイミングの取り方がうまい。木製バットの扱い方も上手で『だいぶ木製で練習しているな』という印象です。左投げ左打ちで似たようなタイプだと、吉村(禎章=元巨人)の足を速くしたようなイメージでしょうか。今年のドラフトは投手が豊作のようですが、2位までには消えるのではないか。スカウトとしてはここで目立っていなければ(高校3年夏に甲子園に出なかった)イチローのように4位ぐらいで獲れたかもしれませんがね」と評した。

最終更新:9月1日(木)20時31分

東スポWeb

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