ここから本文です

ハリル日本にリオメダリストから「日の丸」プレゼント!絶対負けられない初戦1日UAE戦

スポーツ報知 9月1日(木)6時6分配信

◆ロシアW杯アジア最終予選 ▽B組第1戦 日本―UAE(1日・埼玉スタジアム)

 サッカー日本代表は1日、18年ロシアW杯アジア最終予選初戦のアラブ首長国連邦(UAE)戦に挑む。31日は会場の埼玉スタジアムで最終調整。会見に出席したバヒド・ハリルホジッチ監督(64)は、総勢35人のリオデジャネイロ五輪メダリストの応援メッセージが入った日の丸を贈られたと明かした。98年フランス大会以来、アジア最終予選初戦を落とした国のW杯出場はゼロ。五輪パワーでスタートダッシュを決める。MF柏木陽介(28)=浦和=が左股関節、DF昌子源(23)=鹿島=が左内転筋の違和感を訴え、UAE戦の出場が難しくなった。

 ハリル監督は会見中、手に持っていた日の丸をおもむろに広げた。書かれていたのは、日本中に感動を与えたリオ五輪日本代表のメダリストたちが黒いペンで書き込んだ応援メッセージだった。内村航平ら体操男子団体金メダルメンバーは「スーパーゴール期待してます!」、柔道男子90キロ級を制したベイカー茉秋は「金メダル」と、最終予選とは直接関係ない“らしさ”全開の言葉を寄せた。

 6大会連続W杯出場に向け、重要な初戦を前に最高の贈り物だ。「これはかなり美しいプレゼント。選手のモチベーションもかなり上がっている」。当初はテレビ局側が、応援の意味を込めて見せるために用意したが、指揮官が「ぜひいただきたい」と熱望。銀メダルに輝いた陸上男子400メートルリレーの組織力を絶賛するなど、リオ五輪に感動したハリル監督のやる気も一段とアップした。

 フランス大会以来、アジア最終予選初戦を落とした国は、すべてW杯を逃している。UAEはFIFAランク74位の格下だが、昨年のアジア杯準々決勝ではPK戦の末で敗れた。相手はスペイン、中国で約2か月合宿を張り準備万全で来日。指揮官は「私には(戦術練習に)2日間しかなかった」と愚痴を口にしたが、「だからといって野心がないわけではない」。グラウンドで指導する時間は少なかったが、映像やミーティングで対策は練ってきた。

 過去に率いたコートジボワールで10年南アW杯、アルジェリアで14年ブラジルW杯の各最終予選の初戦で白星を挙げた経験は強み。「初戦の重要性は把握している。ただ、フットボールは前もって把握できないことがたくさん。だから楽しい。明日の大事な一歩。(6日の)タイも含め2試合勝つ。勝つためにすべてトライする」。約1年に及ぶ最終予選。メダリストからの言葉を力に、ハリル・ジャパンが力強く第一歩を踏み出す。(斎藤 成俊)

 ◆W杯アジア最終予選の初戦メモ ホームアンドアウェーとなった98年フランス大会以降、のべ18か国がW杯に出場しているが、最終予選初戦は13勝5分け。初戦を落としたチームが勝ち抜いた例がない。日本はその間、4度最終予選に臨み、すべて初戦を勝利で飾っている。

最終更新:9月1日(木)21時25分

スポーツ報知

スポーツナビ サッカー情報