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遠山氏「阪神はV完全消滅の今こそ鳥谷を有効活用すべし」

東スポWeb 9月1日(木)16時41分配信

 5位の阪神が31日の中日戦(ナゴヤドーム)に0―1と敗れ、今季3度目の5連敗。これで今季の優勝の可能性は完全に消滅し、11年連続のV逸が決定した。残りの希望はクライマックスシリーズ(CS)争いとなったが、虎OBで本紙評論家の遠山奨志氏は今こそ不振でスタメン落ちしている鳥谷敬内野手(35)ら中堅、ベテラン組の積極起用を進言した。

【遠山奨志 ブラッシュ一本締め】今年は「超変革」のもと、若手を積極的に起用してきたからV逸という結果は仕方ない面もある。ただ、OBとしてやはり優勝を逃したという歯がゆさはある。最近の不安定な戦いぶりを見ていればなおさらだ。敵地でDeNAに3連勝したかと思えば甲子園でヤクルトに3タテを食らい、最下位・中日にも負けて5連敗。この時期に来ても勢いに乗るべきところで乗れないチームの弱さが解消されていない。

 チームを見ていて特に気掛かりなのが中堅やベテラン選手の起用の仕方だ。確かに数年先を見据え若手を使うのは大事なことだが、そればかりでは出場機会に恵まれない中堅やベテラン勢は戸惑うばかり。若手と同じようにハードル設定がされ、チャンスがある状態なのか、違うのか。なかでもレギュラーを張ってきた鳥谷はもっと有効な起用の仕方があるはずだ。連続フルイニング出場が止まり、最近は連続試合出場の記録を優先するかのような途中出場ばかりだが、私は残り1か月はスタメン起用すべきだと考える。今は北條がショートを守っているが、鳥谷をサードで使えばいい。本人も今の代打より最初から出た方がリズムはできる。CS進出をかける戦いでは鳥谷のような経験ある選手の力がものをいうはずだ。

 金本監督はこの日のV逸決定に「特に言うことはない。目の前の試合をドンドン勝っていくしかない。自分たちの野球をしっかりやるだけ」と話したそうだが、CS争いに向け、鳥谷ら中堅、ベテランの働きに注目したい。(本紙評論家)

最終更新:9月1日(木)20時24分

東スポWeb

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