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ドル103円前半、米雇用統計控え方向感無し

ロイター 9月1日(木)15時26分配信

[東京 1日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、わずかにドル安/円高の103円前半。ドルは午前の取引で103円付近までじりじりと値を下げたが、その後は103円前半に持ち直した。

米雇用統計を2日に控え、調整的なドル売り、ドル買いは既に一巡しているとみられ、日中は方向感に乏しい値動きとなった。  

「明日に米雇用統計を控えてドルを買い上がるわけにもいかないが、6月からドルを売り疲れた感もあり、(指標が弱くても)100円割れはなさそうだ」とFXプライムbyGMO常務取締役の上田眞理人氏は話している。

米利上げについては「9月に利上げしたとしても、その後のスケジュールが見えない」(同)という。また、今週については円安が定着しているが、中長期的には依然ドル安トレンドが続いていると同氏はみている。

為替スワップ市場では、円投/ドル転スワップで、9月末越えの1カ月物ドル調達コストが170.61ベーシスポイント(bp)まで上昇し、英国の欧州連合(EU)離脱決定直後の6月27日以来2カ月以上ぶりの高水準に達した。

米10年国債利回り<US10YT=RR>は午後3時時点で1.5851/1.5817%の気配で、為替スワップ経由のドル調達コストは同水準を大幅に上回る。

同1カ月物のドル調達コストは、ドル供給サイドの欧米銀が9月末に向かってバランスシートを圧縮するため、例年8月末から上昇するが、今年は日本勢の外債投資が過去最高水準に達していることや、米国の早期利上げの思惑を背景に、上昇が急こう配になる可能性が高まっている。

中国で発表された財新の8月製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.0となった。前月の50.6から小幅に低下。予想の50.1も下回ったが、相場の反応は限定的だった。

市場では「今回とりあえず50を割れなかったのは一安心。元の切り下げに対する懸念も少しずつ和らいできている」(国内金融機関)との声が出ていた。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 103.29/31 1.1150/54 115.18/22

午前9時現在 103.31/33 1.1154/58 115.24/28

NY午後5時 103.41/43 1.1156/61 115.30/34

(為替マーケット・チーム)

最終更新:9月1日(木)15時26分

ロイター